ひぐらし
2020-10-08(木)
全体公開
ひぐらしのなく頃にの新作TVアニメで「業」というタイトル発表があり、
単なるリメイク作ではなく、新シリーズであるとの見解が広まりました。
私はネット配信で見ているので、
都会のTVで見れる人々より週遅れで視聴開始し、
まだ鬼隠しの1話だけしか見ていない感想です。
まず、作品自体は初めて触れる視聴者ように工夫されていました。
カレンダーでここが昭和58年の世界であること、
神社から村を見下ろすことで、ここが山村であること。(原作通り)
登場人物がお互いを名前で呼び合うことでキャラ名もはっきりさせる。
無印の第1話同様、新規でも分かりやすかったと思います。
一方でシリーズを知っている人向けには、
梨花がカレンダーを茫然と見ているシーンなど、
原作に無かった伏線が鬼隠し編から付け加えられていると気づいたでしょう。
で、1話しか見ていない中で気になったのが、
鬼隠し編とはいいつつも、少し罪滅しっぽいところが見受けられるんですよね。
レナが部活後、あからさまに茫然とするシーンを加えたり。
レナがぼーっとするシーンは罪滅しの家庭の悩みを考えてるところに酷似。
で、ラストのゴミ山第2ラウンド。
圭一が声をかけてレナが驚くのは原作通り。
原作ではレナはケンタ君を出そうとしているように書かれているんだが、
今回のアニメでは、レナが「こっち」って位置を移動するシーンが入り、
鉈を取りに行くときも「絶対そこにいてね」とセリフが増えている。
最初声を掛けられたところで何をしていたのか、
そして圭一に動くなと指示しているのは、レナが死体遺棄していた伏線では?
こう考えると、この世界罪滅しっぽいところがある。
ひぐらしは数多の世界をやり直す物語。
つまり、これから描かれるのはまだ視聴者の知らないカケラの世界ですかね。
2クールで製作するみたいですが、解まで含んでの制作かどうか、
知っているのに、完結は見えているのに予想できない。