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雑記

2020-01-02(木) 全体公開

論文書くのに、何かアニメ再生しておこうかと、
そしてコードギアスR2を選ぶという失態をしてしまった私です。
全話流すと10時間くらいなんですが、結局3時間くらいしか論文書いてない。

ところで本好きの下剋上の1部が終わったんですが、その最終回
「人を殺そうとするのだから、殺される覚悟もあるんでしょ」
聞き覚えのあるセリフですね。
「撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ」
アニメ関連でこの言い回し使われるの何回目だよ、流石中二皇子。

ギアスの面白いところは、やっぱりダークヒーローなところですかね。
自身の正義のために軍隊を組織して国家相手に戦う、
そしてそのために殺人も平然としていく。
こういう主人公って他の作品で見ないですからね。
少なくとも2010年代で300作以上アニメを見ましたがいなかった。

近年本当になろう系のアニメが増えたんですが、
面白い作品もあるにはあるけど、結局同人作家のオナニーの領域を出てないんよね。
シナリオとして真に面白いと思える作品は無いですね。

ギアスのシナリオの面白さって、次よね。
主人公が妹のため平和な世界を作りたいってところから始まり、帝国相手に戦争を起こす。
なんやかんやR2の中盤では世界の半分を味方につけて戦争の天王山に差し掛かる。
しかしここで決着がつかず、それどころか宿敵になる兄の企みにより味方を全て失う。
そこから絶対遵守のギアスの力を使い帝国を乗っ取る。
ここで今まで対峙してきた敵軍のエースパイロットの幼馴染と和解、共闘。
世界統一を目前に兄と元味方の軍、そして守りたかったはずの妹と最終決戦をすることになる。

ワクワクしない訳が無い。
これに匹敵する面白さを持った作品を近年のハーレム同人オナニー作家に書けるとは思ってないです。
特にギアスの最終回を再現できる作家なんていないでしょう。

ギアスの最終回、
世界統一を成し遂げた後、憎しみの連鎖を断ち切るための自らが人柱になるんですよね。
主人公は帝国といわゆる国際連合、国連軍のトップの座を取って、
名実ともに世界征服を果たすわけです(世界征服をする主人公もなかなかいない)が、
それで平和になりましたとは言わず、
戦争の憎しみを全て我が身に受けることで、真の平和への道を切り開く。
つまり、アニメ最終回、世界征服をして潔く死ぬ主人公。
こんな奴他にいねーよ。

しかも最終回の妹がまた泣ける。
主人公の死のシーンで、ギアスの影響か何かは知らんが、主人公の記憶が全て妹に流れ込む。
自身がシステムを利用して世界の憎しみを集めようとしていたことと同じことを、
主人公がその身を挺して実現させたということを悟るわけですね。
平和な世界への一歩を踏み出せたのに、それを兄と享受できない悲しみの涙が泣ける。
しかも、背景では、世界を征服する魔王(主人公)を倒したという喜びの歓声、
この喜びの歓声と妹の涙という対比によって涙流さずにはいられないシーンと化している。


と、途中からギアスについて語るだけのチラシの裏になってしまった。
でも、面白いものは面白いんだよ、仕方ないんだよ。

Катюша

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