2023-10-29(日)
全体公開
同僚連れて天皇賞秋を観戦しに東京競馬場行ってきました。
昨年の有馬に続き競馬場2回目です。
初の東京でしたが、本当に広すぎ。
飲食店も多く、出店で北海道フェアまで開催していた。
メインレースの時間は馬場内にいました。
今回は競馬法100年の祝いということで、陛下がいらっしゃいました。
双眼鏡で陛下のお姿を見ようとしましたが…流石に遠かった。
さて、レースの方はイクイノックスがWRの圧勝で、もはや恐怖。
10年前のJRACMでメジロマックイーンの春天の紹介文、
「絶対の強さは、時に人を退屈させる。」を実感しました。
誰が勝てるのこれ?
近年最多G1勝利を飾ったアーモンドアイでさえ、
1600m戦では最強マイラーに負けることがあった。(有馬は知らん)
2000年に完全制覇を成し遂げたテイエムオペラ―も、
少しでも間違えたら負けている戦いをいくつもした。
イクイノックスの負ける姿が思い浮かばない。
故に退屈
2023-10-24(火)
全体公開
元カノが結婚をしたというので、lineでお祝いしたのが先日の話。
そこからなぜか人生相談に乗ることになった。
私は相談事に100%理知的な回答をする傾向があるようで、
これが7年前袂を分けた切っ掛けである。
後から同じ過ちを繰り返したと気づいたが、
今回はすんなりと受け取ってくれたみたいで助かった。
きっと旦那が理性的な部分を支えてあげているんだと思う。
ところで、元カレに人生相談するものなのか?
最大の疑問である。
文章の推敲に数時間使って回答していたが、
めんどくささと心地よさがあった。
週末お寝坊の彼女を、朝食を作って待っていた、
どこか遠い昔を思い出させてくれるような心地よさ。
あいつはとても、とても手間の掛かる、面倒なやつだった。
そんなのが愛おしかった。
2023-10-21(土)
全体公開
lineで知人に連絡をとろうとしていたら、
偶然に元カノがユーザ名を変更しているのを見つけて、結婚したんだと悟った。
結婚したのか、俺以外のヤツと…(ネタ)
やっと幸せを共有したいと思える人と出会えたんだと思った。
不思議と笑えた、笑顔になれた。
これは傲慢な考えかもしれないけど、
当時の愛してたって感情が今もあるんだろうな。
自分は彼女の人生に何か影響を及ぼしただろうか?
少なくとも私は彼女によって人生が大きく変わったと思っている。
彼女がいなかったら東北大に進学しなかっただろうし、
つまりは成り行きで今の仕事をしていなかっただろう。
今の生き方が自分に合っているかは別として、
彼女がいなかったら今の生活はしていない訳だから、感謝しかない。
当時は可愛いとか、小さいとか、そんなことを彼女に思っていた。
でも彼女に気を寄せられた根本はなんだったのだろうか?
信念とかそんな感じのもの、指針的なものであったと今は思う。
こんな感謝を彼女に伝えたら、きっとまた怒らせるだろう。
だからこの日記に書き留めておく。
ところで、彼女は7年を経て新たな人と共に歩む決意をした。
一方私は何かラブコメの大恋愛的要素で
彼女とよりを戻せないかと期待をしていたのかもしれない。
そんな小説みたいなこと起こりえるはずもないのに、
長い月日を無為に過ごしていた。
何度目の過去の自分との決別か、
今度こそ自分なりの幸せの形を探したいと思う。
2023-09-29(金)
全体公開
私の知る範囲では大好評だったNHKの連続テレビ小説らんまん、
魅力的な作品だったので私も感想を書き留めようと思う。
本作は、江戸末期から昭和にかけて日本の植物学に大きく貢献した
牧野博士を元にした主人公である牧野万太郎が、
日本の植物を全て収めた図鑑を完成させる生涯を描いた作品。
前半高知編では、お目付け役の竹雄や姉の綾に支えられ土佐の植物をまとめていく。
万太郎が自分の志す道を真っ直ぐに突き進めたのは2人おかげ。
逆に、万太郎の姿勢に感化され、2人で茨の道を進めたのも良かったですね。
中盤に入り、土佐の植物フローラを携え帝国大学へ。
憎めない悪役の田邊教授が登場。
研究のためならなんだってする、そんな人でしたが、
学内の対立で大学を去った後はやっと妻と過ごす時間を大切にしたいと考えていて、
教授は教授なりに、一生懸命生きていた、そんな風に描かれました。
大学で出会う波多野や藤丸なども、
万太郎の影響で研究をより熱心に取り組んでいき、大学で研究を続けます。
晩年まで、いざという時に万太郎を助けてくれる良き友となりました。
さて、この東京編で竹雄から正ヒロインの座を奪ったのが寿恵子。
万太郎が雑誌が完成した後求婚すると考えたため、すれ違う2人でしたが、
実業家の御曹司から心に決めた女性を奪っていく姿はかっこいい。
植物しか見えない万太郎が、唯一植物以外に本気を出したのが、寿恵子でした。
寿恵子さんは万太郎を支えることに生涯をささげた女性でした。
図鑑を作りたい→印刷機を買いましょう
借金取りが来る→万太郎は成功するからもっと貸せ
地震で長屋がつぶれた→郊外に土地を買いました
お金がないから、親戚に頼んで料亭で仕事をし、
後に自らも料亭を出して成功させるも、それを夢のための通過点とした。
今の時代なら男尊女卑やらなんやら言われそうな生き方でしたが、
彼女の幸せは万太郎が夢を叶えること、それに生涯を捧げました。
様々な人に支えられて迎えた最終週。
万太郎は前週に国策に背いたことから大学を去り、
地震後の田舎で悠々と植物学を続けていました。
波多野と藤丸は万太郎のもとを訪れ、理学博士になるように説得。
そして最終回、牧野万太郎博士の図鑑がついに出版される。
その謝辞には、これまでの登場人物載っていました。
万太郎自身の真っ直ぐな生き方に多くの人がその人生の歩む道を示され、
一方万太郎自身も多くの人に支えられて図鑑の発行に漕ぎつけた。
正史では早くに逝った妻でしたが、
本作では2人で完成した図鑑を読む事ができたハッピーエンド。
2人夢がかなう瞬間、非常に良かったです。
図鑑の最後には新種Sasa suwekoana Makinoを掲載。
学名として、2人の名前が永遠に残ることになりました。
寿恵子が去り、再び植物採取に行く万太郎。
そこで若かりしの寿恵子の幻影が見えます。
BGMで流れるのは主題歌であるあいみょんの愛の花。
2番の歌詞はこの情景を描いていたんですね。
「恋に焦がれた人は 人は 天の上
いつかあの場所で強く 強く手を結び抱いて
緑にゆれてる 貴方の声が聞こえた気がする
空が晴れたら 逢いに 逢いに来て欲しい
涙は枯れないわ 明日へと繋がる輪」
本作は生涯をかけて1つの大成を成し遂げた万太郎の生涯を描くものではない、
万太郎を生涯かけて支えた寿恵子との二人三脚による大成を描いた。
(正史のように妻亡きあとに図鑑を完成させてたら二人三脚じゃないからね)
だからこそ、最終回を涙なしには見ることができない。
2023-05-13(土)
全体公開
PSYCHO-PASSの最新作がついに公開されました。
時系列はTV2シーズン後、劇場SS case3とTV3シーズンの間。
3シーズンで常守朱が収監されていた理由がついに明かされます。
PSYCHO-PASSシリーズは昨年で10周年を迎えたわけですが、
10年経って、現実世界に投げかけるテーマが強くなったと感じます。
2012年はスマホが普及し始めたころ。
AIと言えば音声認識と簡単な回答ができるという感じだったか。
2023年、AIは文章を作成し、絵を描き、難しい質問にも答えられるように成長。
PSYCHO-PASSの話の根幹にあるAI、シビュラはこの先の
人が幸せに生きるための人生設計をしてくれるシステム。
そして犯罪者かどうかも全てAIが決定します。
1シーズンでは、シビュラの設計上、犯罪計数を算出できない犯罪者が出現。
常守は裁判を開き、法によって裁くことを提案。
2シーズンでは、集団による犯罪をテーマに話が展開。
シビュラは後々集団による犯罪も裁けるように成長することを約束。
一方常守は、人が法を守り、システムが要らない世界になることを望みます。
そして本作、予告PVで常守が言っているように、
「シビュラシステム統治下において、法律など不要、本当にそうでしょうか?」
関係省庁による法律の廃止について議論が行われています。
AIの完全統治を望むか、人による統治の可能性を残すかの岐路。
常守の選択が映画で描かれます。
本作、アクションは過去最高。
常守と狡噛のタッグが再び見れるので1シーズンのファンは必見。
その上で、今まで新作が作られても世界観が横に広がる話が多かったが、
今回は世界観が深まる感じがして、とっても良かった。