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ジャパンカップについて語る2

2020-11-27(金) 全体公開

今年のジャパンカップ、三冠馬が3頭とも参戦を決めたのは奇跡に近いです。
たぶん今後このようなレースは見ることができないでしょう。
本当に一生に一度のレースとなっています。

このように言い切れるのには競走馬の所属に大きく関わります。
現在活躍している日本馬の多くは、社台グループの馬になります。
社台は1990年にアメリカのサンデーサイレンスという馬を輸入し、
その子供をたくさん作りました。
この産駒は大成功をおさめ、近年の日本の競走馬で
サンデーサイレンスの血を引いていない馬が珍しくなるほどです。
当然、クラッシックレースを制するような強力な馬は社台から誕生するのです。

アーモンドアイは社台グループの中でも
最も大きい牧場であるノーザンファームの生まれです。

ところで、日本の競馬を牛耳っていると言っても過言ではない社台グループですが、
この身内同士の馬で、同じレースを競いたいと思うでしょうか?
答えはノーです。
レースに出すにはそれだけお金がかかりますが、
賞金が貰えるのは上位入賞馬のみ。
同じレースにいっぱい馬を送り込んでも、利益が出ないのです。
つまり、強い馬が複数頭いても、それがみんな社台の馬だと、
夢の対決とはならないのです。

しかし、今年の三冠馬2頭は違います。
コントレイルはノースヒルズ、デアリングタクトは長谷川牧場の馬です。
長谷川牧場はwikipediaすらないほど小さな牧場です。

3歳馬2頭は、コントレイル陣営がデアリングタクト陣営に呼応して
ジャパンカップに来たと言っても過言ではありません。
それにコロナの影響で海外遠征を取りやめたアーモンドアイ陣営が、
このジャパンカップに他陣営に遅れて参戦発表をしました。
(3頭とも主戦騎手が違うことも事も幸いでした。)

今年のクラッシックレースを全て負けたノーザンファームにとって、
三冠馬の2頭は目の上のたんこぶです。
なのでアーモンドアイで実力の違いを見せたいことでしょう。

アーモンドアイは今大会で引退を発表しています。
三冠馬2頭にとってジャパンカップはアーモンドアイを倒せる唯一のチャンスであり、
アーモンドアイは勝てば実力を示した上での勝ち逃げという絶好の機会となります。

続く

Катюша

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