僕だけがいない街
2017-07-11(火)
全体公開
実写映画、僕だけがいない街がTV放送されていましたね。
ゼルダ片手に珍しく実写作品を見ました。
僕街は原作読んでいないんですが、アニメは見ました。
僕街は原作エンドとアニメ、実写の公開時期が同じだったため、
アニメ版、実写版ともに原作とちょっと違うエンドになっているそうです。
(それでもアニメ版はできる限り原作に近くしています。)
一方実写版の方は大きく改変していました。
最後の対峙シーンで原作通りならば真犯人を捕まえるんですが、
実写だとそこで負傷して主人公が死ぬエンド。
wikiによると制作陣が悲劇にしたかったとか。
基本的にバットエンドも好きな私ですが、これは はぁ? て思った。
負傷したシーンはお前死ぬのか??ってなったんだけど、次のカットが台無し。
墓参りシーンで悲しみが全くない。
主人公君のおかげで希望が持てたよって感じで、絶望が無いのね。
バットエンドと言いつつ絶望感が中途半端。
原作と違って救えなかった連中について最後には忘れてるし。
これでヒーロー全うしたように描いているのはあり得ない。
原作・アニメにおける”僕だけがいない街”は
15年間の昏睡していた時間と仲間たちの絆の比喩として使っています。
実写版だと、主人公が死んだ後の世界の希望ですね。
タイトル回収を全く別の意味で使ってきた時点で、実写は糞。