ゼロ書
2017-07-07(金)
全体公開
春アニメ、ゼロから始める魔法の書見終わりました。
原作は電撃文庫で、エロマンガ先生と共通ですね。
角川って1クールあたり何枠取っているんだろ…。
ゼロ書ですが、ジャンルは魔法ファンタジーもふもふ。
まぁ後半はもふもふ要素少ないですけど、
主人公が獣の傭兵ということでもふもふ要素は切り離せない。
もふもふは置いておいて、シナリオ自体は非常に良く出来ていたと思う。
伏線の回収が非常に上手く、登場人物をかなり生かしていた。
序盤で出たキャラが後半に設定明かされていく展開がマジかよ!って感じ。
これは最終回のED始まる直前までタネが散りばめられてた。
何でここまで伏線を上手に使えたんだろうって思って調べてみたら、
アニメ化されたのが原作の第1巻のみなんですね。
原作1冊の中で収まっているから綿密に伏線が張れたのかと。
ラノベのアニメ化は1クールで4~5巻くらい使われるのが鉄板ですが、
1巻だけと言うのは少々驚き。
本作のバトルシーンは非常に手短に簡潔されていたと感じました。
バトルが長いアニメだと数分間だらだら走っては魔法打って、かわして魔法打って
みたいに、迫力があればいいんですがそうでなければ薄味。
ゼロ書だとほんの少しで決着がつく感じで、
バトルよりもその前後のストーリーが重視されていたと思う。
王道ファンタジーで今期1,2を争う傑作だったわ。
(春アニメまだ全然見てないけどね)