カードゲームのちょっとした歴史。
2010-11-03(水)
全体公開
偶には役に立つ話をと思いまして。駄文ナンバリングを外してみます。
今日はカードゲームの歴史について書こうと思います。
普段、デュエルマスターズや遊戯王をプレイする皆さんに、ちょっと自慢出来るネタの一つにでもなってくれれば幸いです。
現代では、遊戯王、デュエルマスターズをはじめ、ヴァイスシュバルツ、ポケモンカード、その他数々のトレーティングカードゲームが浸透しています。
その全てのルーツはアメリカで生まれたMTGことマジック・ザ・ギャザリングという事を、皆さんはご存知でしょうか?
MTGが生まれたのは1993年。先日、発売された最新パックである「ミラディンの傷跡」までなんと17年という長い歴史のカードゲームなのです。
この世界初のトレーティングカードゲームであるMTG、製作者はリチャード・ガーフィールドという数学者で、後にデュエルマスターズを生み出した人物でもあり、この点でもカードゲームの創始者と呼べる凄い人物であることが解りますね。
更に加えて言えば、遊戯王カードの漫画上の正式名称はマジック・アンド・ウィザーズ。実は、遊戯王の名称で親しまれているコレはMTGをオマージュ、乱暴な言い方をすればパクった代物だったワケです。(みんなは決してパクったなんて言い方はしないようにしましょう。)
実際、そもそも遊戯王自体はカードゲーム漫画ではなかったし、マジック&ウィザーズは第3巻劇中でネタとして出てきたものに過ぎなかったのです。
ちなみに、遊戯王はシャーディー編あたりで打ち切り寸前となっていて、カードの話が人気あったからシフトしちゃった、程度でしかなかったりします。合掌。
とまぁ、それ程、MTGとは皆さんのやっているカードゲームに深い影響...というか母のような存在であるワケです。
デュエルマスターズとMTGの違い。
デュエルマスターズはシールドを削りあい、最後はプレイヤーにとどめをさせば勝ちであるのに対し、MTGは20のライフを削りあう、TRPGスタイルとも言うべき形式をとっています。
MTGではクリーチャーにアタックするという概念は無く、デュエマ的に言えば全てのクリーチャーがブロッカーであると思っていただければ解りやすいでしょう。
また、マナを出すには土地と呼ばれるカードを場に出す必要があり、全てのカードがマナとして使えるデュエマと違い、土地を引かないとマナを出せなくなる事もあります。
今回はここまで。気が向いたらカードゲームな話をまたしていこうと思います。
コレを元に、シナリオ使ってちょっとしたエッセイ書こうカナ...