ガンダムEXVSを本格的に攻略してみた。①
2011-12-28(水)
全体公開
さて、今回は冗談抜き、真面目に書きとめようと思います。
このゲーム、はっきり言いましょう。覚醒ゲーです。
EXバースト、つまり覚醒を上手く使いこなせれば、5割は大体勝てるゲームになっているわけです。
特に地元ゲーセンのシャッフルで、よほどの弱機体を使わない限りは大丈夫です。
覚醒の使い方ですが、二つあります。
・3000コス、1000コスの場合。
覚醒ゲージが半分の時に使う。つまり半覚醒をするのが鉄則となります。
覚醒ゲージが大幅に溜まるのは、被弾もしくは被撃破時ですので、耐久の多い3000や、数を落ちれる1000は半覚が狙いやすいと言えるでしょう。
3000なら一試合に3回は覚醒できます。ちなみに最初に言ってしまうと、半覚のほうが全覚より確実に有利です。
覚醒した瞬間に武装がリロードされることや、BDゲージが全快することもあり、攻めるためなら確実に半覚を数撃ちしたほうが有利というわけです。
勿論、一落ち前なら半覚する時点で確実に耐久が半分を切っているはずですので、覚醒落ちするくらいなら全覚したほうがマシというのもありますが、それは自分の腕と度胸に相談してください。
・2500コス、2000コスの場合
中コスト帯のこの二つは、コストオーバーという多大な枷を持ち合わせています。
特に3000と組んだ場合、セオリー通り3000先落ちでも、F91などの紙耐久機や2500の場合は、復帰後の耐久ペナルティーがかなり大きく、酷いと覚醒からのズンダ1セットでLOSE…なんてのがありがち。
そんな時に心強いのが、全覚の「強制受け身」です。
覚醒の時間は短くなりますが、ブースト回復に加えて強制受け身、相手の格闘コンボから強制的に抜け出ることができ、敵が焦った時だとそのままフルコンをお返ししてWIN!も全然あり得ますb
もちろん攻めに半覚という使い方も断然ありなのですが、相手の腕が自分以上だったり、機体相性が悪かったり、相方の爆発力が期待できるのであれば安全に全覚に回すのがいいでしょう。
とにかくこのコスト帯は、味方に負担をかけず、どれだけフォローできるか、どれだけ自衛できるか、ということに鍵があるのです。
その時のパターンにあわせて、臨機応変に判断しましょう。
基本的にはこんな使い方をすることとなるでしょう。
いずれにせよ、折角の覚醒を無駄にしてしまっては持ち腐れもいいところで、それもマスターやダボーなどの覚醒の依存度が高い機体ならばなおさら。
勘違いしないで頂きたいのが、覚醒システムを「使えば有利になる」ものだと思わず、「使わないと不利になる」ものだと思ってほしいということです。
初心者、家庭版勢の方々は一刻も早くこれを習得しましょう。
そうしなければ本当の勝ちはありません。
次に、自分の機体についてです。
今回のゲーム、かねがねゲームバランスは良好と言われています。
前作(PSP限定)、全前作ほどのゲームブレイクは今のところ起こっておらず、機体の相性、つまりキャラ対のじゃんけん的要素が勝敗のカギを握っています。
勿論苦手機体とタイマンなんてことになれば、勝ち目がないなんてザラにあります。
ただ、忘れないでいただきたい、このゲームは「2on2」の対戦ゲームであることを。
実際の戦争にも、戦術理論というものがあります。
双方の戦力的実力が等しい場合、一人vs一人では勿論戦力比は1:1。
しかし、一人vs二人になった時、その戦力比は1:4になるのです。
そう、1:2ではなく、1:4……倍増どころの差ではないのです。
この理論はこのゲームでも勿論当てはまります。
だからこそ、「片追い」という戦術が生まれたわけなのですから。
つまり、多少の差でも二人でかかればひっくりかえせるというわけです。
だからこそ、このゲームで大事になるのが
「敵機体による特徴を掴んで、立ち回りを変える」ということです。
武装的に有利がつく相手には、1vs1でダメージとダウンを手早く奪い、味方との片追い。
不利な相手だったら、味方のほうへ逃げて乱戦へ……としたするのが定石です。
相手機体の強み、弱みをしっかり把握して、押しつけて来る強みをかわして弱みを突く。
それが中級者以降の基本、というかそれが分からないと戦術も組み立てられず危険です。
どんな相手でも格闘ふれば勝てる・・・という機体や、どんな相手でも引き打ちしてれば勝てる・・・という機体はありません。
状況によっては逃げるのも戦略のうち。
危険と思ったら素直に逃げましょう。そして、そのタイミングは経験値で掴みましょう。
それがニュータイプへの一歩です。
さて、では今回はこのぐらいにしておきます。次はコストの組み合わせによるセオリーについて書いていきたいと思います。
では。