ガンダムAGE
2011-10-10(月)
全体公開
下馬評がかつてないほどに低評価だったガンダム、ガンダムAGE
しかし、アニメ第一話放映からの感想は賛否両論と、下馬評を覆すものとなった!
俺もリアルタイムで見てみたが、思ったよりも悪くない。むしろ今までのガンダムの中では主人公の動機が明確かつ堅牢でわかりやすく、肝が据わってるところはかなり評価できると思うb
ではここで、良かった点と悪かった点をまとめてみよう
良かった点
・主人公の覚悟が強い
・UEが、「異星人かも”しれない”」という点でとどまっていること
・1stのオマージュがふんだんに盛り込まれている(フリットの部屋、エミリーが迎えに来る、UEが三機編成、迎撃が銃座装甲車、「僕が一番ガンダムをよく知ってる!」、ラーガンの射撃が1st劇場版のめぐりあい宇宙のガンキャノンショットと酷似)
・あくまでもガンダムは兵器だと確定している
・死に対して描写が素直
・作画、モーションが丁寧
などなど、初期設定から見ると内容もボリューミーで、大人も子供も楽しめる作品となっていた。
特に作画に関しては深夜のアニメとは比べ物にならない丁寧さであり、劇場版のような丁寧なモーションには、今までのガノタに対する気遣いが見える。
また、ビームのモーションもかなり繊細に描かれていて、評判が悪いようだが実際はνガンダムと同等の描写が行われている。
悪かった点
・(フリットの回想から)何故コロニー内に木造建築?
・何故に5歳未満の子供に兵器という単語を使う?
・無理矢理出撃した割に武器を探すフリット。かなり見切り発車
・フリットの声優(笑)
・折角の見栄がベタベタ。せっかくなんだしUCっぽい周りくどい表現使ってみるべき
・フリット「ラーガァァァン!」ラーガン「イテテ…」
やはりキャラデザに不満がある方が多いようだが、キャラデザは正直これでいいとさえ思い始めた。
ただパルガスはもうちょっとスリムにするべき
最初に懸念されていた少年漫画的展開も行われず、メインヒロインもしっかり女の子に書かれていたので、俺は不満なし。
問題は漫画版。コロコロというのもあるが・・・これはVガン以来の廃産になりそう
まとめると、第一話にしてはルート展開の予想が大量に開かれていて、次が気になる作品となった。
ただ、第二話に引っ張っていく終わり方ができなかったのは少々惜しい。
個人的には99点をあげたいくらいの良作。ただし、続きの展開によってはオワコンならぬオワアゲになる可能性があるのは事実。
第3話まではまだ評価できる段階ではないのかもしれない。
~~以下考察~~
ビームはやはり粒子的なもののようだが、ガフランには全く効かなかった。
となると、ガフランの発している黄色いビームは何なのだろうか?
同じテクノロジーでビームを発振していると仮定すると、ミノフスキー粒子に似た新たな粒子が必要となってくる。
この粒子は、既存情報に当てはめると
静止質量がほぼ0
正粒子は負の、反粒子は正の電荷をそれぞれ持つ
一定濃度で放置した場合、立体格子状に整列する(Iフィールド)
非導電性物質のほとんどを透過する
といった性質が必要である。
ただし、作中ではそれが電子機器やセンサーに干渉している描写はないため、その性質がないとすると放射線が遮断できない。
となると、熱核融合炉が使用できないのである。
つまりまた全く違った性質の粒子である可能性も出てきたということである。
ただし、ガフランに対してまだその粒子による電波撹乱が有効かどうか分からないので、何とも言えないのが現状なのだが(((
なんにせよ、MSを動かすならばそこに粒子の存在は必要不可欠だと言っておく。