アサルトリリィ
2022-07-24(日)
全体公開
アサルトリリィBouquetって2年前のアニメを今頃視聴。
メディアミックス作品で、実質アニメ後に配信されたゲームの販促アニメ。
もともとは武器を持った女の子のフィギュアだったとか。
そこに女の子を女学院に通わせ、正体不明の敵と戦わせる設定を追加した
ソシャゲアニメ(仮)くらいな感じでしょうか。
ソシャゲアニメと言えば、キャラ出し過ぎて
その上、各キャラ均等に掘り下げて大失敗する作品が多い中、
本作は主人公とお姉さまを常に中心にしている。
他キャラは主人公と同じ隊のメンバーですら話の掘り下げは無い。
ある意味振り切っている。
毎話ほぼ全てのキャラに名前が表示されるのは親切設計。
百合要素強め。(先輩と姉妹の契り結んだり、尻軽同級生がいたり…)
シナリオはありきたりでおおよそ展開が読めてしまうものの詰め合わせ、
詰まらないと批判する人も多いだろう。
しかし私がわざわざ日記に書こうと思った面白さは、本作が12話構成だったから。
24話だったら耐えられなかったかもしれない。
序盤からお姉さまの過去に何かあるんやろなぁって視聴者に予想させておいて、
3話目くらいで大体解決してしまう展開の早さ、潔さ。
本当につまらないシナリオならこれを終盤までもっていくからね。
6話のチームの連携技決めるのも、12話構成なら12話に来る内容で、
そしたら絶対間延びしてつまらなくなっていた。6話という早さだから良かった。
7-9話については、特にコメントないです。無くても物語に支障なくてね。
そして最終決戦ですが、全員活躍して大団円のそれっぽくしている。
12話Bパート、真の大団円の無理矢理感は微妙。
12話という尺は設定や他キャラを描くには、全然足りない。
その短い尺に、描きたいものを無理やり詰め込んでいる。
下手したら失敗してしまう綱渡りを何とかやり切ったという感じ。
ある意味凄い。
取り敢えずキャラ名表示するのは全てのソシャゲアニメがやれ。