カゲプロ37小説薔薇死
2014-12-15(月)
全体公開
腐向け'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「ねぇ____シンタローくん」
「なんだよ、カノ」
「疲れない?」
「疲れたな。というか、めんどくさくなった」
「だよねーー」
「あのさ」
「ん」
「心中しよ」
俺はゆっくりと振り返った。
カノは微笑んでいた。
仄暗く荒れた部屋に白い唇の歪みが映えて。
「おう」
「そうと決まると忙しくなっちゃうね」
「まずどこでどうやって死ぬかだな」
「決めるの面倒くさいねー」
「生きてる方がめんどくせぇし」
「だね」
二人気味悪く微笑み合って、この世に絶望するでもなく、さりとてあの世に希望を抱くこともなく、
僕らは愛し合っていたと、どこかで確認しあって。
***
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