エヴァンゲリオン(※感想有り)
2021-03-13(土)
全体公開
※シン・エヴァンゲリオンの感想です※
※ネタバレを含む可能性があります ※
※まだ映画を見ていない人は戻る推奨※
さてTV版、旧劇、新劇と完結まで25年。
シン・エヴァは、新劇場版である序破急の完結ではあるんですが、
同時に、昔から囁かれているエヴァループ説の解釈で全作品の完結でした。
ループ説を考慮して考えると、シン・エヴァはこの全てを繋ぐ物語、
全ての完結編として成立しているんですよね。
劇中ではメタ設定であるループについては一切説明無いですが、
Youtubeとかでこの辺の考察動画結構あって、
説明できているところもあって面白いです。
TV版を知っている人からしらたら、新劇Qってかなり展開が違うんですよね。
なのでQを最初見たとき、全然受け入れられなかった。
あの監督、エヴァ完結出来ねぇから新しい話作り始めたぞwって感じ。
しかし、シン・エヴァのおかげでこの展開が1つのストーリー上に乗り、
やっと受け入れることができました。
で、エヴァと言えばシンジ君の成長の物語でもあるんですが、
これについてもシン・エヴァは良く描いている、セリフとしても明快に。
また、ニアサードインパクト後の世界で生き残った人々、
人々が助け合って生きていく様子はとても良かったですね。
これまでのエヴァらしくないシーンでもあり、
しかしながらエヴァに必要なシーンでもあったと感じます。
終盤の展開は、専門用語モリモリで何言ってるんだこいつ状態。
聖書絡みのワードが結構多いのは知られていると思いますが、
その単語を常識のように使ってくるの、本当エヴァ。
そして全てか片付いた大団円では、
―――自主規制―――いい女。