103万の壁
2024-11-03(日)
全体公開
先週の総選挙で国民民主がある程度の支持を集めたことで、
自民公明が与党を続けるという生殺与奪を国民が握っている状況。
国民が一番推し進めたい政策である103万の壁の引上げが現実味を帯びました。
先日職場で選挙に行かなかったという後輩と雑談したが、
103万の壁について、あまりピンとこない模様。
後「103万の壁ってそれ以上の給与貰ってる私たちには関係ないですよね?」
私「基礎控除額を引き上げるから年10万以上手取り増えるぞ」
後「めっちゃいい話じゃないですか」
政治に興味がないから投票にも行かないし、政策の内容も理解していない。
こんな若者が多かったら政治も実質賃金の上昇政策をやらないわ。
基礎控除を単に上げるだけなら高額納税者の額面の減税効果が大きくなる。
財務省、自民はこの辺嫌いそうだけどどうするのだろうか?
減税効果だけみたら高額納税者優遇と一部から声が上がったが、
そりゃ平均より多く収めていたら、減税時もそれだけ減税されるだろ…。
そういえば、ふるさと納税も高額納税者優遇と言われるが、
これも住民税額に対して決まっているんだから、
多く税金を収めている人ほど額面の減税効果が大きくなるのは当たり前なわけで。
そもそも収入に応じて納税額が大きくなるのだから、
中央値より収入が多い人は額面上の減税効果の大きさで国民の半数より有利。
中央値より収入が少ない人は納税額がそもそも国民の半数より優遇。
このどちらかの人しかいないわけだから高額納税者優遇って騒ぎ立てるのはナンセンス。