六花の勇者
2016-04-20(水)
全体公開
知り合いから借りて読んでるけどめっちゃ面白い
どーせ最近のラノベみたいにアドレットとかいう男がメス共にチヤホヤされるだけの作者のオ

ニーラノベでしょって思ってたけど
読んでみたら他のファンタジー系ラノベとは一線を画する面白さがあった
超絶簡単にあらすじを説明すると、魔王を討伐するために神から六人だけ選ばれるはずの勇者がなぜか七人いる、っていう感じ
当然七人のうちの一人は偽物で、なおかつ魔王側の裏切り者ってワケで、勇者たちは疑心暗鬼になって殺し合いが始まっていく
ちなみにこういう「犯人は誰なのか?」ということを推理する要素に重点が置かれている物語を
フーダニット(Who done it)って呼ばれるらしい(アタイも今さっきしった)
他にも「どのように犯行を行ったのか?」はハウダニット(How done it)
「なぜ犯行に至ったのか?」はホワイダニット(Why done it)っていうらしいわよ
アタシが面白いな~って思ったのはやっぱりこのフーダニット要素
読み進めながらアタシ自身も「誰が犯人なんだろな~」って推理しながら読み進められて読者自身も参加できる感じ
最近の寒いノリばっかのラノベとは違って、ストーリーのアラが少なくて気づいたら六花の勇者の世界観にのめり込んでいきました
アタシが最近のラノベが嫌いな理由は「オタク特有のノリを小説の世界にまで持ち込んでること」
例えばタイトルが文章になってるのも嫌いだし(「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」とか「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 」みたいな )、
更にこういうタイトルのノリで恋愛要素(鈍感主人公がハーレムになるだけ)をぶっこんで来るのが心底気持ち悪い
後文章も俗っぽいっていうか、頭悪いのがにじみ出てて嫌だ。ネット小説から生まれたラノベとか特にその傾向が出てるよね
魔法科学校の劣等生とか1巻だけ読んだけど、設定も文章の言い回しも中学生レベルで読むのが苦痛だった
そのぶんハルヒとかすごく読みやすかったな~って思うわ。
キョンの独白っぽく記述しているのがナイスだと思うわ
あのころのラノベに戻ってほしいわ。今のラノベ界は頭悪いオタクがオナニー見せつけてるだけで本当に駄作ばかり