ゼロから始める魔法の書
2015-09-05(土)
全体公開
1・2巻買いました。そして読みました
そもそもなぜ私がこのような本を買うに至ったかというと、SAOのキリトのようなヒョロい優男チート主人公が俺TUEEE!しているラノベが斡旋している中、
このラノベの主人公(語り部)はなんと獣人でしかも巨漢。ケモナーであるからには買うしかないっしょ!
という訳で今まで読んでいた本を読破した後即刻購入。電撃大賞を受賞したから~とかそんなつまらない理由ではナインデスヨ
さて一部では「ゼか魔書(ぜかまし)」とも呼称されているこの作品。画像検索でggればわかりますが、艦これの「島風」によく似た少女が表紙を飾っています(同じイラストレーターさんが描いてますからね)
しかし私が注目したのはこの美少女ではなく前述しましたが主人公の獣人!
彼の名前はまだ語られておらず(名前を語ると島風チックな少女に魔法で下僕にされてしまうため)、「傭兵」という呼称で統一されています
この日記ではあらすじを延々と語るつもりはなく、この作品の魅力を伝えていこうかなーと思って執筆しています
まず魅力その①!『傭兵がカッコカワイイ』
これに尽きます。ストーリーは面白いッちゃあ面白いンですが、「王道」というより「ありきたり」な感じで先が読めて、これが大賞?って感じでした。いろいろ矛盾もあるし。
まあストーリーの話は置いといて、「傭兵」の姿を見ないとどこがどうカッコカワイイのがわかりませんよね。という訳でドン!!

めっちゃ""良く""ないですか…いや島風チック少女もかわいいけど…
ちなみにこれは第2巻の挿絵です。傭兵曰く「自分は猫科の獣人」らしいんですが
第1巻の絵はクマにしか見えませんでした・・・でも2巻は結構上達してると思います(何様だよ
こんな感じで、キャラクターに個性が確立されてて魅力的なんですよね。最近のよくいる「美少女ばっか出してれば売れる!」と思っているクソオタク作家は今すぐ筆を折れ!!
魅力その②『少女と傭兵のラブコメっぽい掛け合いが萌える』
はい。まさにタイトル通りなワケなんですが
このラノベの世界では獣人は「獣堕ち」と呼ばれていて、前世で悪い行いをしたから獣の姿に落とされたんだ、と侮蔑されてるワケなんですね。
その侮蔑具合はというと「娼婦も抱かれるのを嫌がる」ぐらい。当然獣堕ちである傭兵は女性経験など一切なく、さらにありつける職業といえば戦争で戦う傭兵ぐらい。見た目もイカツイし戦争で戦う野蛮人に寄りつく人間などおらず、友達もろくにできたこともないぼっちという・・・当然人付き合いも苦手なわけです
そんな中傭兵は少女と出会い、傭兵として雇われるワケなんですが・・・少女はかなり傭兵にベタ惚れなんですが傭兵はどう接していいかわからずそっけない対応に!!
さらに少女は傭兵に近づく女の子にもかなり嫉妬を燃やします。そして時には対立したり・・・
書いてて気づいたんですが『ラブコメっぽい掛け合い』なんてありませんでした。すいません
ストーリーは省略。。けど「魔法科学校の劣等生」みたいなクソ文章ラノベよりかははるかに文が丁寧で読みやすかった。
こんな感じの「ゼロから始める魔法の書」。筆者はケモナーなので傭兵ばかりに重点をおいていますが、もちろんケモナーでない一般性癖をお持ちの方でも十分楽しめると思います
書店で見かけたらぜひ買ってみては、、税込みで640円ぐらい。バイトしてない学生にはちょっと厳しいかもしれないけど、払った価値はあったと思います。主に傭兵の妄想でかなり捗ってます