無題
2007-12-11(火)
全体公開
※今回小説っぽいけど日記です
今日小学2年生頃の夢を見た。
あの頃はまだ幸せだった。父も母も若く、そっくりそのままだった。
でも、あの日から僕の人生は大きく変わって行った。
2003年2月21日。
僕の家である事件が起こる。
それは・・・・・・
父の突然の入院である。
入院の理由は、父は某保険会社の社員で看護婦さんの家で保険の契約をしていた所、
看護婦さんが父の顔色が悪い事に気付いたらしく病院に運ばれると、父は脳出血になっていた。
父の年齢は当時40歳前後なので大事には至らなかったが、もっと歳をとっていたらどうなっていたことか。
その日は休日だったので、すぐにお見舞いに行く事が出来た。
だが、当時の僕はまだ8歳。
集中治療室にはまだ入れない年齢だったので、待合室でずっと待っていた。
その頃から僕は親の愛情と言う物をまったく受けず此処まで生きてきてしまった。
現在父は自宅で療養中だが、右手がマヒしてる等不自由な点はまだあるらしい。
親の愛情を受けずに育つのは正直ツライ。
夜にひとりぼっちで寝る。
母は夜に働きに出ていて、自分以外には誰も居ない家。
当時の自分にとってはこれだけでも辛かった。
そして現在は友達が一生病気を抱えて過ごす事になってしまった。
その友達は現在も入院中である。
家族、友達・・・・・
僕から奪う物はあとどれだけあるというのだろうか―――