自動愚痴投下機の日記
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2016-07-17(日) 全体公開

自分の周りの環境ががらりと変わり、友達を作って
ぼっちだけは回避しなければと奔走していた頃。

一人だけクラスで浮いてる子が居た。浮いてるというか、正直可愛くはない。
最初はぽっちゃり(女性視点)+メガネで雰囲気でなんとなく
オタクだと察した。案の定だった。
適当にアニメの話を振ったらどうやらおそ松腐女子だったらしい。
割とすぐに仲良くなり、ぼっちは回避できたかと思われたが
また別の問題が発生した。

その女の子はなんとクチャラーだった。
おそ松の興味もないCPを延々と語り続ける。
ニチャニチャと不快な咀嚼音を隠さずに。
そして弁当を食べ終わるとさっさと図書室へ小説を借りに行く。
私が弁当食べ終えてなくてもさっさとどっか行く。
クチャクチャ音が聞こえなくなるのはいいがぼっち回避の点では使えないなと思った。

数日後、ある人が疲労困憊の様子で私に頼みごとをしてきた。
「君が仲良くしているあの子さ、体臭キツいんだけど何か言ってくれん?」
そう、確かに変な臭いがする。
具体的に言うと教室を移動する時の時並んで歩きたくない位の酷い臭いがする。
勿論面と向かって言える訳が無い。
結局その男子は席の近くに自前の消臭剤を置くようになり、
私はクチャラーの子に制汗スプレー(石鹸の香り付き)を
何かと付けて掛けるようになった。
私とある人の間で奇妙な友情が芽生えたのは言うまでもない。

私がそのクチャラーの子以外にも友達が出来始めた頃。
他の友達と私で英語の授業に出てきたアニメについて話していた。
そこに突然クチャラーの子が会話に割り込んできたかと思えば、
そのアニメについてペチャクチャペチャクチャと話し始め、次第には
自分中心の話になっていく。
私と友達は微妙な顔でうん…と相槌を付く他無かった。

私と友達の間で、クチャラーの子が自分達の話に割り込んできたら
ちょっとだけ聞いてあとはスルーするという暗黙の了解が出来たのは、
それからそう遠くない日の話だ。



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