チリ大地震で1日の長さが短くなった
2010-03-04(木)
全体公開
米航空宇宙局のジェット推進研究所は2日、マグニチュード8.8(8.6ともあるけどどっちなんだろう)を記録したチリ大地震によって、地球の自転速度がわずかに増し、1日の長さが100万分の1.26秒ほど短くなったという分析結果を発表したです。ついでに地軸の傾きも約8cmずれた可能性があるとのこと。
岩板や地球上の物質など、質量を持ったものが移動すると自転に影響を与えるとのこと。百万分の1秒というわけで人間が感じ取れるレベルではないため、影響は全く無いそうです。
ただし、火星や木星、現在地球に戻ってきている探査機の「はやぶさ」のような惑星探査機の官制にはアンテナを向ける時間が変わるなどの影響を及ぼす可能性があるとのこと。
M9・0を記録した2004年のスマトラ沖地震の場合は100万分の6.8秒早くなり、
地軸は7cmずれたとのこと。