青ブタ
2019-06-29(土)
全体公開
劇場版の青ブタ、公開3週目入ってやっと行ってきました。
めっちゃ見たいって思っていた作品じゃなかったので、
友達に誘われてた&3週目特典が色紙という理由で見ることにした。
感想というわけではないですが、
以下ネタバレを若干含む
内容としては、泣けそうで泣けない、てか泣けない作品。
どうせみんな幸せハッピーエンドなんやろなぁって感じだからね。
まず劇場映画なのに、TVシリーズ見ていることが前提だった。
本作のキーパーソンである2人の翔子さん、この説明が全くないまま始まるので、
これまでの流れを知らない人は理解できないだろう。
そして、大きな翔子さんは未来から来たということは序盤から暴露。
TVシリーズであれほど頑なに言わなかったことをさらりと公言する。
脚本に捻りがないな。
序盤、科学部の子が超ひも理論の本読んでて、
今回はこれがネタになるのかなぁと思ったら本編に全く関係ない。
まぁ大きい翔子さん、小さい翔子さんってどう見てもタイムスリップ系で
時間に関する有名な物理ネタは相対性理論だわな。
その相対性理論って点で難しかったのは、
小さい翔子さんにとって大きい翔子さんが存在する現在は未来だということ。
翔子さんの相対性理論については分かりやすく説明されてたけど、
クリスマス後の梓川の時間の流れが未来だったってのは唐突感があったかな。
まぁ思春期症候群の発生条件は満たしているからいいのだろうけど。
そしてクリスマス前に戻り現在をやり直すわけで、
ここで本作で毎回出てくる「観測されなければ2人同時に存在できる」がさく裂。
観測されなければって言ってる割に電話越しで会話しているんだが…。
クリスマスに翔子さんを救えなかった時間軸が進行するも、
大きな翔子さんが過去を(翔子の現在)を変えることで、
梓川の現在の翔子が助かるという流れになるわけだが、
それできるなら、ここまで見てきた1時間が茶番となるんですが…。
ラストシーン、巡り合わなかったことになった現在で、
子供の翔子さんと梓川が出合うんだが、
翔子と梓川が出合うのに大きな翔子さん関わってないから、
過去を変えたことで2人が出合わなかった世界線になるって本当か?
作中で未来はある程度収束する的な説明なかったかな?(記憶違い?)
難しい科学ネタを扱ってるせいで、
考察するとおかしな点をどうしても感じてしまいますね
一番おかしな点は、
江の島で路面に積もるほどの雪はまず降らないし、
それだけ降ったら首都圏の交通機関麻痺している。