競馬(税金の話)
2016-10-05(水)
全体公開
競馬って勝つと税金かかるのよね。
国税庁より-----
一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得云々
(1) 懸賞や福引きの賞金品(略)、競馬や競輪の払戻金
(2) 以後略
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つまり、競馬の勝った分は一時所得という扱いになり、所得なので税金がかかります。
(宝くじは所得税の対象外なんですけどね)
再び国税庁より-----
一時所得の金額は、次の算式のとおりです。
総収入金額-収入を得るために支出した金額(注)-特別控除額(最高50万円)=一時所得の金額
(注) その収入を生じた行為をするため、(中略)直接要した金額に限ります。
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要は、50万円以上儲けたら控除額を超えるので課税対象の一時所得が発生します。
支出金が収入を得るために直接要した金額という規定があるので、負け馬券は支出金に含まれません。
(当然ですが勝馬券は費用に含まれます)
これを超えると確定申告する必要が出てくるので面倒。
儲けは年間(1月1日~12月31日)で50万を超えないようにする必要がありそうです。
おまけです。
もし50万以上勝ってしまった場合は確定申告をしましょう。
一時所得はその1/2の額が他の所得と合算され、所得税の税金の計算をすることになります。
競馬のネット投票は記録が残るので50万以上勝っていることがばれたら大変なことになります。
(税金に延滞利息がついていくんですね。)
逆に馬券売り場で買う分には個人を特定できないので問題ありません。
大金を稼ぎたい場合は馬券売り場へGOというわけです。
再びネット投票の話
負け馬券が購入費用に含まれないということは、負け馬券を買ってしまった分は赤字です。
そしてこの赤字分は純利益の最高額50万(控除額)に対して効いてくるくるという。
配当-勝馬券-50万=0 (利益が最高額50万のとき)
純利益=配当-勝馬券-負馬券
すなわち 純利益=50万-負馬券
「勝馬券費用引いて50万勝つ」までが利益の最高額になるんですが、ここから負馬券を引いた分が純利益です。
負馬券を勝ってしまった分は稼げる最高額が減ってしまう訳です。