風立ちぬ見てきた(デート)
2013-08-23(金)
全体公開
映画館でデート、まぁありきたりです。
その後は受験勉強していたんですけどね…。
風立ちぬ見てきました、その感想です。
最低でも、時代背景・年代を基礎知識で持って見た方がいいですね。
列強や結核などの言葉を聞いて分かるがどうかの知識が最低必要。
その点を考えると歴史を1回は履修しておきたい。(小6以上)
また、作品中時代が数年置きに飛びます。
その点を考えると国語の力も少々欲しいというところです。
結論、この映画は流石に小学生以下が楽しむには難しいと思います。
で、高校生以上で鑑賞する心があればいい映画だったと思います。
映画の随所で主人公の夢のシーンが入ります。
夢の中ならなんでもできるってところがジブリらしかったです。
風の表現の仕方はまさしくジブリって感じでした。
戦争を表現しつつ、ほとんど描かないのも良かったと思います。
飛行機を作るのが夢。
しかし、飛行機を作れば戦争で使われる矛盾。
でも、戦争で使うために飛行機を作っている矛盾。
最終的に飛行機(零戦)は完成した。
しかし、それは1機も帰ってこなかった。
初めから最後まで心理的に矛盾に満ちています。
主人公のそれを感じながら鑑賞すると、なんとも言えない気持ちになります。
ヒロインは正直ありきたりって感じがしました。
主人公がずっと飛行機の設計をしているシーンを描き続けられるよりはいいですが。
感動できるかどうかはそれぞれだと思います。
今までジブリで泣ける映画ってあったっけ?