カブトボーグときかんしゃトーマス
2012-02-03(金)
全体公開
5年後、俺はカブトボーグの世界大会567連覇の、サイレント中島のもとで修業をしていた。
修行を始めて8年後には奥義を習得し、俺のボーグバトルの腕は師と同じ域にまで達していた。
もはや師から学び取るべきものは何もなくなった。
今やボーグバトル界において俺に敵う者は師の他には誰もいない。
頂点は常に一人、最強の名を手にする為には師を除かなければならない。
そう思った俺は師と最強の名をかけ、ボーグバトルをした。
決着はつかなかった。引き分けだった。
俺と師は互いに尊敬しあい、美しい師弟愛に涙した。
師はそのとき俺に言った。
「汝がもしこれ以上ボーグバトルの極意を極めたいと望むならば、タカオマウンテンに登れ。そこにはカブトボーグ界の神、ボーグ仙人がおられる。仙人の技に比べれば、我々のボーグバトルは児戯に類する。汝の師と頼むべきは、今はボーグ仙人のほかにあるまい。」
俺はすぐにタカオマウンテンを目指して旅立った。
俺の業が児戯に類するかどうか、早くその仙人に会って腕を比べたいとあせりつつ、1か月後にはタカオマウンテンの頂上にたどり着いた。
そこには羊のような柔和な目をした爺さんがいた。
【続く】
この話の元ネタは「名人伝」
今日公文で読んだんだけど、物凄く面白かった
俺はついに未来完了形をマスターすることができた
きかんしゃトーマス面白いな、ハマった
懐かしいいいいいい