冒険の始まり


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大人ピカチュウ「ふぁ〜ぁ。ねぇセレビィ、このまま担いでいこうか?」

するとセレビィは、

セレビィ「そうしましょう。でも起きたらなぜたき火のあたりにいたかききましょう。」

大人ピカチュウ「それから首にかけているものは何かもな。」

そして一段落してから、セレビィ達は歩き出した。朝一番に少しの食料と水を持って。

大人ピカチュウ「重たいな、やたらと。こんなに太ってたっけ?」

そういうとセレビィが何か反応するかなと思い、言ってみたのだが、やはり無視してくる。

一時間後、町が小さくなってきた。少し歩いただけなのにたくさん歩いた気がする。

2時間後、ピカチュウは目を覚ました。目が覚めたとたんにピカチュウは

ピカチュウ「パチリス!!」

といって何かから飛び降りて走った。何かっていうのはきっと大人ピカチュウのことだろう。

セレビィ「え?ピカチュウ!ちょっとこっちへきなさい!」

セレビィの声がピカチュウの声にひびいた。それでもピカチュウは走った。そうその時だった。

シュッ!!

ピカチュウの姿が消えた。セレビィ達は驚いてそのまま腰が抜けてしまった。

セレビィ「!!な…なに?!」

大人ピカチュウ「な……なんだろ…うね?」(汗

その後ピカチュウはパチリスの元にいた。けども、みんなの姿がない。

パチリス「あれ?ピカチュウじゃないか!久しぶり!」

ピカチュウはさっきいた場所と違うので驚いていたがそれよりもパチリスの「久しぶり」というのが気になった。

ピカチュウ「なにいってるんだよパチリス!昨日はぐれたばっかりじゃないか!」

そういうとパチリスは

パチリス「何いってるんだよピカチュウ!昨日じゃなくて、一ヶ月前の事じゃないかw

ピカチュウは「え?」と返事をしてしまった。お互い混乱してるためか、しばらく無言が続いた。

パチリスがその時口を開いた。

パチリス「そういえばここはどこ?寝ていた場所がずいぶん違うな。」

ピカチュウはそういえばどこだろうと考えていた。ただ、これだけはパチリスに話した。

ピカチュウ「パチリス、ここはね、未来の世界なんだよ。」

パチリス「そ、そんな訳ないよ!そんな証拠があるわけでもないし……」

ピカチュウはそれもそうだ。と思ったが口が勝手に動いた。

ピカチュウ「いいからこっちに来て。」

そういってしまったためピカチュウは歩きだした。パチリスも。

パチリスは最初自分が来たときのようにあぼーんとしている。よっぽど混乱しているのだろう。

その時、ネックレスが輝いた。

ピカチュウ&パチリス「なに!?」

すると今みていた景色ががらりと変わり、セレビィ達が目の前にいた。

セレビィ&大人ピカチュウ&パチリス&ピカチュウ「うわ!!」

四人はびっくりしたがセレビィはすぐに、

セレビィ「どうしたの?いきなり消えるから心配したのよ!?しかも誰?あなたの後ろにいるのは。」

パチリスはピカチュウの後ろに隠れた。

ピカチュウ「心配しないで、このポケ(ポケモンの事)はパチリスっていって僕たちの世界でいつも旅していた仲間だよ。

セレビィは時々相づちをうって、「ふーん」と言った。

大人ピカチュウ「とりあえず、なんでピカチュウが消えたり現れたりするの?」

ピカチュウは自分なりに考えてこう言った。

ピカチュウ「ネックレスが光って、そしたら目の前にパチリスがいて、セレビィ達がいない……とまあそんな感じで……

セレビィは自分も知らない話をされて知りたくなったために、ネックレスはどこで貰ったのか?どこでパチリスと出会ったのか聞いてきた。

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