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ピカチュウはトレーナーに体当たりをして、トレーナーをおっぱらった。

トレーナー「うわぁ!なんだこのピカチュウ!おまえよりも体当たりが強いぞ!に、逃げるぞ!うぎゃああ!jgりgj」

ピカチュウ「パチリス、大丈夫?」(どうしたらいいんだろう…びくともしないよ…)

パチリス「げんきの……かけら……貸し……て……」と、パチリスが言った。とても小さく、弱々しい声だったが、なんとか聞こえた。

ピカチュウ「分かったよ!」

ピカチュウはこれ以上なにも言わずに、トレジャーバッグから、非常用のげんきのかけらをパチリスの体に当てた。

パチリス「気持ちいい……ん、ああ、ピカチュウ!ありがとう!傷が直ったよ!」

パチリスはニコニコしながら、また先に進んでしまった。

ピカチュウ(直ったとたんいつもこれだもんな〜…)と、ピカチュウは考えていた。

ピカチュウはバッグからオレンのみを取り出し、食べながら歩いた。

ピカチュウ「パチリス〜…モグモグ…たまには一緒に歩こうよ〜…モグモグ…」

ピカチュウのほっぺの周りのきのみのカスをみてパチリスは、

パチリス「いいよ!でもさ、そのほっぺたのきのみのカス、早く食べてよ?」(笑)

ピカチュウ「分かったよ!モグモグ……よし、食べ終わったぞ!あのさ、パチリス、これからどこに行くの?」

パチリス「どこに行こうか、やっぱり最初はサラタウンって所にいこうよ!で、最後はやっぱり神の楽園!」

二人の会話は久しぶりだったので、(セイトー地方を旅する時、パチリスとわかれたんだ。)結構話は進んだ。

ピカチュウ「神の楽園ってどんな所かなぁ?やっぱり花がいっぱい咲いてるのかな?」

こうピカチュウがいうと、パチリスは、

パチリス「案外さ、花がぼうぼうに生えてて、前が見えないほどあるかもねw」

と、ふざけて言った。

ピカチュウ「うーん、なんていってるうちに、もう夜だね。ソノオタウンまで後8キロはあるなぁ。」

ピカチュウ「眠いなぁ、もう僕は寝るよ!じゃ、おやすみ……」

そういった後、ピカチュウはふと思った。なにか、おかしい…

ガサゴゾ…
ガザゴゾ……
ガサゴゾ……

ガサゴゾ……

ガサゴゾ……

何かおかしい。ピカチュウは近くに来る足音から逃げるかのように、起きて走った。

ピカチュウ「パチリス!どこなの?!」

駄目だ、返事がない。僕は夢でもみてるのだろうか?

ほっぺを思いっきり叩いた。けど、夢じゃない!

ガサゴゾ……

ガサゴゾ……

ついに近くまで音が近づいてきた。誰だろうか、誰か分からない相手に、先に攻撃されるかもしれない。そう思ってピカチュウは攻撃をそこら辺にしまくった。

す る と …?

看板に、[世界のはざま」という字に気がついた。

ピカチュウ「しまったぁ!!はぐれたんだ!!ソノオタウンに行くつもりが、方向オンチなせいで、ココに来ちゃったんだ!あの約束があったのに!」

あの約束。それは、こういう物だ。

ひとつ、何があってもなぞのばしょには行かない。

理由 暗黒ポケモン、ダークライがいるから。

ふたつ、ダークライと戦わない。

理由 戦うと、敵とみなされ攻撃される。が、味方になれば、元の世界に帰れる。(味方にする方法、攻撃をしない)

ピカチュウはどうしていいかも分からなかった。どうしたらいいの?約束も破って、ここで死ぬなんて嫌だ!謝って帰るんだ!そうピカチュウは思っていた。すると……

???「出てゆけ………」

そんな声が耳元に聞こえた。そして、その声が聞こえた時、僕は気を失ってしまった。

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