不思議メイト7

「まおちゃん!バイバイ!」
「バイバーイ!またねー」
転入して一週間がたった。
今思えばいろいろあったなぁ…あるとに出会ったり、神月の力だったり…
いろいろ考えていると、すぅーっとあるとが顔を出すと、
「なーに考えてんだ?」
とどこか物珍しそうな顔で言った。
「…別に。なーんでもないよー」
「…?ふーん。ところで、そろそろ女神様…ってか、俺探さないか?」
それを聞いた途端、ピタッとまおは足を止める。
(…あ、完全に忘れてたな。)
あるとはそう思いながら話を続けた。
「でも、いざ探そうにも手掛かりが少ないもんな…」
「そ、そうだねーこれは大変だね。」
(や、やばい…完全に忘れた…)
分かりやすい奴だな。
「…とりあえず、家に帰ろぜ。」
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