超能力部に入部を済ませたあと、私はこれから住むことになる寮へと足を運んだ。

案内してくれたのは黒ゴスフリフリの夢宮 心愛だ。

生徒会の仲間を紹介しておこう。

生徒会長が西園寺 雪弥と長崎 茜だ。

どちらもこの世のモノとは思えない美しさで。

並びたくない。というのが本音だったりする。

副会長は一ノ瀬 蒼と夢宮 心愛。

一ノ瀬はチャラいし夢宮は黒ゴスフリフリだし…とにかく個性的なのだ。

書記は竜島 光と私。

竜島はまぁ、普通?他のメンバーと比べたら。

うん。

あと、私が入部を決めた時はいなかったこれまた美少年の和泉 晶。

何故かいつも眼帯をしているらしい。

「ここよ。私がついて行けるのは入り口までだから。」

どうやら寮と契約していない生徒は中に入れないらしい。

「ありがとう、夢宮さん。」

私は笑顔で夢宮に手を振って寮の中に足を踏み入れた。


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