・・・俺たちは、本当に欲望の世界に来てしまったのだろうか。
「何よ・・・。これ・・・。」
「間違いない。ここは、本につづられている・・・。」
この状況に誰もが息を呑む。
「欲望の世界だ。」
物語の歯車が、ギシギシと音を立てて回りだしたのがなんとなく聞こえた・・・。
それも、壊れかけの、最低な歯車が・・・。
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