ゴールデンウィークがあけた。
いつものように学校へ行く。休み明けだから坂を登るのは快調･･････
やっぱ疲れる。
この坂道を動く歩道にしてくれればいいのに、選挙で公約に挙げる人がいたら応援するぜ･･････
こんなところでうしろから悠人の「おはようじょ」の声が聞こえれば気がまぎれるのに･･････
そもそも「おはようじょ」ってなんだ？あいつそんなにロリコンだったか？
だれが「おはよう」と「幼女」を合わせたんだっけ？
そんなことを考えてるといつもながら悠人が現れるのであった。
「おはよ～」
「やっぱり普通か」
「えっ？何か期待してた？」
「何でも」
「そうか」
いつもながら校門は朝の風景だった。
そしていつもの教室。
本の一節にあったように、この時期に転校生が来るようなことは無いのか？
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