その声を聞いて振り向いたとき、声の主よりも先に先輩達に目が向きました。

畏敬の念に打たれたように声の主を見つめていたと思います。

その後、私も声の主に目を向けて。先輩と同じように畏敬の念に打たれ、そして、驚きと疑問を露わにしてしまいました。

・・・・・・声を聞いて、そんな予感はしました。姿を見て、ハッキリしました。

声の主は、紛れもない、天使であると――――――――――――――――――――





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運命瞬く七つの空 fate:13 s.2
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