チュン…チュンチュン…
ジリリリリリリリリ………
「………………………朝か。」
鳥の鳴き声と目覚ましの音が部屋中に響いた。
カチッ
「ふあぁぁ~…さて、準備するか。」
学校への支度をした。
トントントン…ガチャ
!?
「勇地ー!起きなさ…あ。起きてるのね。」
勇地は、制服に着替えている最中でパンツが丸見えの状態であった。
「…ちょっと、母さん!着替えてる時にいきなりくんなよ!」
「あらあら、ごめんなさいね。朝ご飯できてるわよー」
「ったく!わかったよ!」
ーーーーーー
「おはよー!」
「はよ!」
今日もいつもと変わらず、平凡だった。
(…はぁ、だりぃ。)
机の上で寝そべっていると、「おっはよー!」と声をかけられた。
「……お前か。」
「…お前か。じゃないよ!あみだよ!名前覚えてよー!てか、挨拶してくれないのー?」
「うるさいな…はよ。」
こんな平凡な毎日だが、こいつのおかげで少しは楽しくなった。そんな気がした。
(…それにしても、このテンション。あいつに似てるな。)
次へ

ドリーム◎ワールド14ー復讐編ー s.1
やめる