あの日は晴天だった。雲の一つもないような。
晴れ晴れとした空の下でいつもどおりのメンバーで遊んでいた。
黒い髪の長い少女のアヤメと銀色の髪をした少年ハク、そして真っ黒いショートヘアの私、ロアの三人だった。
不思議なことに、私たち三人はどこかほかの人はしないな体験をしたことがあった。

アヤメは殺し屋の少女だった子で、ハクは幽霊少女と出会い、殺し屋だったころのアヤメに出会い、その後アヤメと一緒に暮らすことになった。
そして私は、人間としてではなく、死神として生まれてきた存在だった。

ちなみに私とハクの出会いは、湖のほとりで怪我をしている私を助けてくれたのが出会いだった。

彼は私が死神と知ってなお私に優しくしてくれた。
ハクは私をハクの家に連れていき、そこでアヤメと出会い治療してくれた。
嬉しかった。
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死神の夏の物語。【絵を付けてみた】 s.1
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