「う、わぁ・・・・。」
俺の目前にあったのは、でっかい丸い磁石的な何かと、それに張り付いている沙央、びぃたん、椿だった・・・!

「動けないお・・・ショボーン」(沙央
「わけわかんねー!」(びぃたん
「やばい何か咬み殺したい何かを!」(椿

プラセ「わー!やりましたねー!お姉!」
ネオジム「おー!いい感じだね!」
「よくねーよ!」(びぃたん

すると、いままでふざけていたプラセオジムとネオジムの顔に真剣な、残虐な表情が浮かぶ。

プラセ「このあと誰がこの人たち殺戮するんですかね」
ネオ「さぁ?わたしたちの仕事はここまでだよ。」
「・・・・?」(俺

俺たちの頭にはてなマークが浮かぶ。
が、二人は満面の笑みでこういうのだ。

プラセ「ま、どうせ君たちじゃあ、私たちの磁石からは逃れられないです」
ネオジム「しばらくそこで殺戮されるのをまってなよ。」
プラセ「なんですかねー、タリウムの弾丸で苦しみながら?」
ネオジム「そうね、一酸化中毒かしらね?」
プラセ「あー、考えただけでもえぐいです」

「おい、まてよおまえら!」(びぃたん
「ほんとうだよ、僕にこんなことしといてただで済むと思ってるの?」(椿
「そうそう、椿おこらせたら怖いんだよ!」(沙央

三人が反撃を試みるが、元素姉妹はとくに無反応だった。

プラセ「だから?私たちの“お父様”の軍団は最強なんだよ?」
ネオジム「あんたたち生身の人間なんか目じゃないんだよ?」
プラセ「私たちエレメント族以外に4つ!カーニバr むぐぅっ!?」
??「はいはい、そこで終わりだよん」
???「敵に情報漏らしてどうするんですか?まったく・・・」

プラセオジムの口をふさいだのは、あの二人だった。
いつの間にかきていて、
いつの間にか話を聞いていて、
いつの間にか後ろにまわっていた。

ラン「はろろ〜ん!みんなのアイドルな僕がきてあげたよ!」
ルク「とくに気にしなくていいですよ。すぐ帰りますので。」

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