不思議の国のアリス
2014-04-05(土)
全体公開
http://s.ameblo.jp/s-n-r-suzuki/entry-11814648904.html
小さい頃、熱を出すと意識が「白い世界」に飛ぶ夢をよくみた。
熱でうなされているということなのだろうが、その夢は宇宙的恐怖みたいなものを含んでいる気がして気になっていた。
こんな話をすると厨二乙とか言われるのでそれほど話したことは無かったのだが、今日はその夢の正体を知ることができたっぽいので日記にまとめておきたい。
白い世界の正体はズバリ「不思議の国のアリス症候群」。
何とも奇妙な病名だが、体験談を見るにおそらくこれではないかと思う。
この病気は一言で言うと、見たもの感じたものがねじまがって知覚されるというもの。
有名な児童書「不思議の国のアリス」で、主人公アリスが薬を飲んで大きくなったり小さくなったりしたエピソードにちなむらしい。
主な症状としては、自分の体の大きさが変化したような感覚であったり、自分が見ているある物体(顔など)の大きさがおかしくなったり、距離感が歪んだりといったイメージに異常をきたすもの、時間の感覚が掴めなくなるもの。
自分と同じように、小さい頃風邪をひいて寝込んだときなったという体験談が多かった。
よく挙げられていたのが「押し潰されそうな感覚」で、自分の場合は無限(宇宙)を感じる白い世界で脳がパンクしそうな程の膨大な情報が流れ込んできて発狂。
すごい流れに流されているような感じがしたり、かと思えば宇宙空間を走っているイメージが浮かんだりとなかなかにヤバいものだった。
あれを理解したら宇宙の全てが分かる気がする。
やっぱりヤバい。
とりあえずちゃんとした名前(ちゃんとした?)が付いていて、多くの人が経験したことがあると知り安心した。
皆さんも話を聞いている途中で、だんだん話している人の顔がでかく見えたりした経験はないだろうか。
小さい頃はとにかく白い世界の夢が怖かったが、今はもう一度見てみたい気もする。
もっとも、見ている途中は発狂して暴れまわるらしいので、高校生になる今の体で暴走すると何をしでかすか分からないが……。
今までずっと不思議に思っていた謎が解けて良かった。
しかし電波系の文章は読んでる方も辛いので控えなければならない(戒め)