無題
2007-08-09(木)
全体公開
明日の午後からおばあちゃん家行くんでしばらく更新はなしになりやす。
雨の魔女
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ケイトの家をあとにした2人は、近くの国に立ち寄ることにした。
・・・・雨は降っていないので、徒歩なのだが。
「こういうとき馬車に乗せてくれる人がいればいいのに〜。」
「無理だよ、ここら辺は馬は行きたがらないのに」
「どうして?」
「・・・アリサ、学校で習っていないの?」
「いつも寝てた☆」
「よく卒業できたね;」
「ケイトにノート見せてもらってたからね〜。」
「あのね、ここら辺は毒の沼地があるからね、馬は苦手なんだよ」
「そうなのね」
「分かったんなら歩こう」
そのとき。
「おーい」
背後から声が聞こえた。
振り返ると、
「この近くまで行くんなら乗ってかない?」
ペガサスを使った馬車に乗った男が現れた。
「・・・・ウィル、ちなみにペガサスは?」
「・・・問題なし。でもペガサスってそういうのには向かないって・・・。」
「ね、どっちなの?」
「「乗ります」」
2人が乗ると、
「それっ!」
ペガサスが空を渡り始めた。
「オレはザン。商人なんだよ」
「私はアリサ。魔女です」
「僕はウィル。ハーフエルフです。」
「ペガサスって、扱いにくくありません?」
ウィルが聞くと、
「ああ、こいつ・・・パトリシアって言うんだけど、こいつは馬にあこがれてるんだよ。だから問題なくこういうのを進んでするの。」
パトリシアが
「うん。空も飛べるしね」
と言った。
「!!しゃべった・・・。」
「あたしはもう50年も生きているから、自然にしゃべれるのよ」
ビックリする一行を乗せ、馬車は国へと向かった。
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