無題
2007-07-31(火)
全体公開
ああ・・・。夏コンは銀賞に終わる。
私があの時音潰して無かったら・・・。
先輩、最後まで生意気でゴメンナサイ。
低音の要として、私は一生懸命Tuba(チューバ)をやりますから!
さて、雨の魔女へと移ろうか。
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アリサとウィルはしばらく国の外で雨を待っていた。
呪いでアリサは少々厄介なことになったが、特に気にしていないようだ。
そして雨が降った。
「半日も待った甲斐があったわ。」
「どこにいるの?その親友さんは。」
「ん?深き森の中に小屋建ててる。」
「深き森って・・・。変わり者なの?」
「会えば分かるよ。」
そしてアリサは
「風魔法、ウィンディ!」
と唱えた。
風が2人を包み、気がつくと。
「うわ・・・。」
深き森の前にいた。
「どこなの?」
「すぐ分かるよ。小屋建ててるし。」
「そういえばその人ってどんな人?」
「そうだね、純粋無垢っていえば分かるかな・・・。」
しばらく歩いていると小屋が見えた。
が、どっちかというと小さい一軒家だ。
「あ、改築したんだ」
「ねえ、アリサ。あの人・・・。」
ウィルが指差したあたりに人影が見えた。
人影は花に水をやっている。
「ケイト?」
「・・・え、アリサ?」
人影が姿を現した。
全体的にいうと白い服を着ている。
茶髪の三つ編み、緑目。
肌は少し白い。
「ケイト!ちょっと可愛くなったじゃん!」
「・・・アリサ、3週間ぶりなんだけど・・・。どうしたの?」
「ちょっと・・・ね。」
「あ、この子は?」
「ん?私の道連れの、」
「ウィルです。はじめまして。」
「はじめまして。私はケイト。ここに住んでるの。」
「でも、前は小さい小屋だったのにね。やっぱり・・・」
ちょっとケイトが顔を赤らめるのが分かった。
そしてアリサはニヤニヤしていた。
「?」
ウィルはその理由が分からなかった。
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ケイトは私のお気に入りでもあります。
基本的に、純粋な子は書いてて羨ましいし、腹黒い子は書いてて楽しい。
魔法解説
ウィンディ
移動呪文の一種。
アリサは風魔法が得意なため、使っている。