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無題

2007-07-25(水) 全体公開

雨の日の魔女。もともと短編なので、話の順序がバラバラ。それでよければ読んでください。


−−−−−−−−−

綺麗な夕日が見えた日。
アリサは、その日ウィルと出会った。

高い塔の階段。
そこを蒼目茶髪の少女が駆け登っている、もとい頂上めがけて箒で飛んでいる。
彼女はちょうど、今日魔法学校を卒業したので、この魔法の塔の頂上まで行こうと思った。
が、途中で箒が動かなくなった。
「ここまでか〜。」
彼女は近くの階段に箒を着地させる。
頂上まで、めまぐるしいほどの段数が続いていた。

「もう!なんでこんなきついとこで魔法無効の結界があるのよ!!」

叫んだ声が塔に反響する。

彼女がここで登っていっているわけ、それは旅立つ前の願掛けでもある。
ここから一番最初に見た人をパートナー・・・道連れにしようかな〜と考えていたのだ。

彼女はぼやきつつも着々と登っていった。
残り半分というところで、彼女はポケットに忍ばせてある瓶を取り出した。
中身は琥珀色の液体。
親友にして、白魔術を極めようとしているケイト特製の元気ドリンク。
そして、一気に飲み少し顔をしかめた後、一気に登り始めた。
頂上まで後一歩、と思ったとき。

  グラッ

塔が揺れた。
まるでアリサを落とすかのように。
その時、白い手がアリサの手をつかんだ。

「大丈夫?」

それは、金髪ヒスイ色の目をした少年だった。
アリサは少年と一緒に、頂上まで行った。

そこには綺麗な夕日が広がっていた。

「あ、ありがとう。」

アリサは少年に礼を言う。

「ううん。」
「そういえばアンタ、エルフなの?」
「ああ・・・。半分。」

アリサは、ここに来て最初に見かけた人を・・・。というのを忘れてはいない。

「私、アリサ。アンタは?」
「ウィル。よろしく。」
「ねえ、ウィル?」
「?」
「旅に出る気は無い?」
「え!?」

ウィルは少し考えた後、

「いいよ。面白そうだし。」
「そう!じゃあ明日の朝10時、パス作るから関所集合ね!!」
「うん。」

こうして、アリサ&ウィルは旅に出ることになった。

     *

次の日。

「あ、アリサ!遅れてごめん!」
「遅い!今11時!!」

1時間遅刻したウィルがいたとかいないとか。


−−−−−−−−−−−−

さて、つぎはどうしよう?
1901-12-14 05:45:52 返信する
ウィル君が可愛いですねw
アリサ助けてくれたり時間に遅れたり…。
頑張ってください

ヨッシー

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