ゲムキにいる詩音から聞いた話。(転載許可済み)
2009-12-27(日)
全体公開
その日はとっても機嫌が悪かった私。
親にも寝言で悪口をいわれるし、むしゃくしゃしてた。
もうやになって、家を飛び出した。
でも行く当てもなくて、ただただ家の前に立ってた。
そしたらいつの間にか、友達が前にいて。
嬉しかった。
その後、いっぱいの友達と一緒に、
家の下で語った。
すると・・・
___キラ___
いっぱい、流星が見えた。
幸せ。
心からそう思った。
その後、私と数人は、ペットショップに行った。
でも、なんでか犬たち、猫たちは
ガチガチに体を固めてた。
なんでかも分からず、私一人はその場を離れて
家の前に戻った。
さっきと何も変わらない風景。
いや、違う。
空が・・・空が・・・。
さっきのは流星なんかじゃなかったんだ。
どんどんと空で大きくなっていくひとつの物体。
_それは、炎につつまれた人の様だった__
どうしてみんな、平然としているの?
なんでアレをみて笑っていられるの?
私は怖くてたまらなかった。
この場から逃げ出したかった。
__ボゥッ____
みんなが一斉に顔を上げた。
私たちが見た光景は、悪夢だった・・・。
私の家の前の、民家に火がついていた。しかも、地面の方から。
その瞬間。
ヒュッ
私たちは驚愕した。
あの赤い物体が、私たち・・・いや
地球に向かって何か投げていたのだ。
人の顔ひとつ分くらいの赤い球体。
友達はそれを手に取ったが、すぐに離した。
友達の手は、赤く火傷を負っていた・・・。
私たちは、全速力で逃げた。
でも、赤い物体はどんどん大きくなり、
空を覆いつくすほどにまでなり・・・