窓付きの呆然
2010-10-01(金)
全体公開
・・・・・・なに コレ
Nの部屋見てたら 泣くつもりなんかなかったし,何の感情も抱いてないのに。
笑って しまったんだ。
なんでだろうね。
ネタバレ注意。 な小説。
可愛らしい部屋で いろんな玩具が一杯あって。
飛行機も飛んでるね。
あれれ 電車の道をふさぐ積木。
そして なぜか置かれたふしぎなアメ。
楽しいね。けど なにか足りないね。
ポケモンはモノ―――――――いや違う・・・あぁ そうだトモダチ・・・
ほらほら 楽しい玩具一杯あるよ。
おいしくて元気になるふしぎなアメもあるよ。
一人ぼっちなのは嫌かな。
トモダチがほしいよ おとうさん。
・・・なぁに?このポケモン・・・。
傷いっぱいついてるよ。
痛いの?大丈夫?僕も似たようなものだよ。
久しぶりのポケモン―――――いや トモダチ。
楽しいね。楽しいね。
聞いて聞いて。
今日はなんと 人間のトモダチが出来たんだよ。
ふわふわのポニーテールでね。
すらっとしてて かわいい娘なんだよ。
一緒に観覧車に乗ってきたよ。
・・・なぁに?あはは 君のほうがかわいいよ。
でもね 不思議な感じがしたんだよ。
あの娘は 僕とは違う気がする。
・・・なんとなくだけどね。
きっと いつか戦うんだろうね。
あ なぁに?遊びたいの?いいよ。
なにがいいかな。
今日も楽しいね。きっと明日も 明々後日も ずっとずっと・・・。
ポケモンは トモダチなんだよ。モノじゃないよ。
だから僕は思うんだ。
ポケモンは人々から解放されるべきなんだよ。
切なくて 悲しくて 面白くもない そんな毎日。
あなたは 耐えられますか?
私はきっと―――――。