歪な国のアリス〜フィーリアのお茶会〜 五話ですよう!!!!!
2010-04-06(火)
全体公開
「一回火薬はおいておこうぜ」
ハクが怒りをこらえているような表情で言った。
ハクの前には アイスと双子とチェシャが正座していた。
フィーリアは後ろでヤマネとジャックとババ抜きしている。
「フィーリア兄さんのお茶会が台無しに・・・って」
うっかり昔の名前で呼んでしまった。
真っ赤になるハク。
アイスとチェシャがめっちゃニヤニヤしてる。
「え?何?フィーリア兄さん?そんな呼び方だったの?かわいいねぇ ハクぅ」
チェシャがハクの肩に手を置いて言った。
「う ううううううううるさい黙れ!!!!!/////////」
「真っ赤だよう?ハクぅ」
アイスもハクをバカにしてる。
ついに爆発したハクは。
「おめーらうっせぇんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!黙ってろ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
殴り飛ばしてしまった。(チェシャを)
アイスはぽかーんとしてる。
「ボクはレディーには優しくする。だからチェシャは殴っていいんだ」
そんなことを言う。
かなり力が入っていたらしい。
チェシャが落ちる音が遠くから聞こえた。
フィーリアがハクの横に来た。
「ハク 俺とお前でケーキ作るか。アイスたちはお茶の準備を頼む」
やっとまともな準備をし始める。
アイスたちがケーキを作ると多分 この国吹っ飛ぶだろう。
そう考えていた。
が
やっぱり甘かった。
庭で
「アイス姉ちゃん」
「それなぁに?」
アイスがひとつのコップに何かを入れてる。
そして
「火薬だよ」
フィーリアが家から飛び蹴りしてきた。
なんという。
「アイス お前一回解剖されろ。頭」
「火薬入れればすぐあったかくなるかなーっておもt」
「それ 前に似たようなの聞いたことあるぞ」
その時。
「帽子屋の旦那ぁ!!お邪魔するぜーっ!!」
来た。
やつが。
「裏案内人 ブラック参上!!!!!」
「帰れ」
「いや早いですって旦那!!!来たばかりじゃないですか!!!」
「あれ ブラック来たのか」
ハクがひょいと顔を覗かせてきた。
「兄さん!!会いたかったよ愛しの兄さん!!」
「黙って 何これお前ヴィンセント=ナイトレイみたいな台詞・・・」
さてさて うざったい弟が出てきちゃった。
お茶会は成功するのか?!五話 終わり