歪な国のアリス〜フィーリアのお茶会〜 三話だよう
2010-04-03(土)
全体公開
「ケーキ作りはやめよう」
アイスが真面目な顔で言う。
フィーリアがジトッとした目でアイスを見る。
「・・・今さら?」
「だって ケーキなんか作ったことないもん!!無理よ!!私には出来ない!!I don`t now!!!!!!」
「しらねーよ!!!つかなんで英語?!」
キッチンでは 卵割りをしてるチェシャ。
隣で小麦粉などを用意してる双子。
まぁ ケーキ作りならあいつらに任せられるか と思ったフィーリア。
が。。。
甘 か っ た。
アイスを外に連れて行こうとしたフィーリアは キッチンにいる三人に声をかけようとした。
が。
三人の会話が聞こえてきた。
フィーリアは三人の会話を聞いていた。
「ねぇー チェシャさんー。大丈夫なんですか?」
「卵六個も割っちゃってー」
「少し多めに入れておくんだよ 念のため」
粉と卵を混ぜていた。
そしてそこに 袋いっぱいに詰まってるなにかをそれに入れた。
フィーリアは見覚えのある 中身がなくなった袋を見た。
そこには。
{火薬}
「ちょっとまてえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!」
「あ 見てたの。チッ・・・」
「チッ じゃねーよ。何?火薬入れるのはやってんの?それとも何 俺に恨みでもあんの?」
「そりゃ死ぬほど だから火薬入りのケーキ食わせてバーンと」
「そーかそーか 死ぬか?ここで」
庭では
「ジャック 悪いが皿を持ってきてくれないか?」
「・・・・・・了解・・・」
足音もなしに 家の中にいくジャック。
ヤマネがそこらへんにいたリスと遊んでいる。
あぁ 平和だ。
とハクは思った。
こんな平和がいつまでも続けばいいのに。
が その思いは一瞬にして消えていった。
さぁさぁ ハクに何があったのでしょうか そしてなぜ火薬?
三話 終わり!