デュエマ
2016-11-14(月)
全体公開
日本のカードゲーム業界において売上ユーザー数ぶっちぎりの1位を誇るのが遊戯王。その後ろで3位以下に大きく差をつけて走るのがデュエルマスターズ。この2つは歴史が長く、その分カードプールも豊富でユーザー数も多い。多分、リアルのカードゲームではもうこの2つを超えるカードゲームは出てこないだろう。
そして自分はそんなデュエルマスターズのプレイヤーだった。
自分の人生においてデュエマブームは小学生時代含め4回来ており、今はその4度目を終えた位置にいる。自分の中でこの4度目のブームというのは特別で、初めてガチデッキを組んだり環境について理解を深めたりとその他3回と比べてよりのめり込んでいた時期だった。そんな4度目が終わったのは至極単純な理由からで他の趣味が出来たから、というものだった。カードゲームと他の趣味の両立というのは基本的に不可能。なぜならカードゲームはお金がかかるからだ。1つの環境デッキを作るのに云万円は当たり前の世界で、更にその環境は数カ月単位で目まぐるしく変わっていく。この状況は時に「札束で殴り合うゲーム」と揶揄される。
世間一般はカードゲームに対して「子供の遊び」というイメージを抱きがちだ。しかし子供が触れるカードゲームとはその表層に浮いた油程度のもので、実際は企業も大人に向けて商業展開をしている。これは実際にカードショップなどで開催される大会なんかに足を運べばわかると思う。そこには20歳をこえたキモオタ達が沢山いる(勿論、全てのプレイヤーがキモオタな訳では無い)。このキモオタの中にはYouTubeにおいて動画投稿をしている者もおり、彼らの動画を見るとやはりどうやら月に数万程の金額をつぎ込んでいるようである。収入のある社会人ならともかく、バイトを出来るとはいえ学生が趣味としてカードゲームを選択してしまうと他に何も出来なくなる。所謂、リア充(ここでは普通に普通の友達がいる人間)は交際費としての出費なんかを考えるととてもじゃないが出来ない。出来たとしても勝てないデッキで満足感の低いものになるだろう。文かくの飽きた
長々と書いたけど結局は他のことにお金を使いたいからやめた。あと近所のコンビニのババアに「まだカードなんて欲しいんだw」みたいなこと言われて猛烈な苛立ちと共になんか冷めてしまったからだ。
そして残ったカードは売ることにした。カードゲームのいい所はやめた時に資産が残るところだと思う(ただし闇は深い)。