ここはビルビータウン。ただいまピカチュウ達は就寝中のようで……
「ホー、ホケキョ!」
ピカチュウ「ふぁあぁ、もう朝なんだね。」
ピカチュウは外の様子をみに外にいくと、まるで夕方のような、オレンジ色のような空があった。
ピカチュウ「そうだ!ピックを起こさなきゃ!」
ピカチュウは昨日立てたどこでもお休み「おうち家セット」をたたみにいく つ い で にピックをおこしにいった。
ドダダダダ………
うるさい誰かがこっちにくる音がピックに聞こえた。
ピカチュウ「起きて!」
ピカチュウ「起きて!」
ピカチュウ「起きてよ!邪魔だよ!!!」
ピカチュウのあまりの大きい声でピックは起きた。
ピック「今何日目だっけ?大会まで。」
ピックはまだ寝ぼけていた。そこでピカチュウは秘伝技、10兆ボルトを繰り出した。
ピック「うぎゃあぁぁあくぁがあああ!!!」
この声は、ポケが本当に痛い!と感じたときに出せるうめき声だ。
ピカチュウはこの声を聞いた後、あまりにも電気を出しすぎたせいで寝込んでしまった。
ピカチュウは心の中で「これじゃ意味がないじゃん;」と思いながら少しずつ見ている景色(?)が霞んでゆくのをみた。
しばらくして、ピカチュウは息を引き取った。
おしまい。
ピック「んなわけないだろーーーー!!!!」
ピックはでんきだまを取り出し、ピカチュウに持たせた。すると………
ピカチュウは元気を取り戻し、フルパワーまで体力が回復した。
ピカチュウ「……という悪ふざけはやめて、ささっとバトルの練習をしようよ!」
ピック「それもそうだね、大会のリングの上は使ってもいいか聞きに言ってくるよ。」
そういいのこし、ピックは さ き に大会の開催所まで行ってしまった。
ピカチュウはトボトボとゆっくり歩きだした。
〜数分後〜
ピカチュウ「ふう、やっと着いた……」
ピカチュウは地図を頼りにやっと大会の開催所にやってきた。
ピカチュウ「にしても大きいなぁ〜!ナゴ○ドームの10倍の広さなんだね〜」
と、地図に書いてあった事を読みながら、ピカチュウはドアを開けて進んだ。その瞬間………
ドン!
ピカチュウ「イタタタタ……すいません!」
ピカチュウはポケにぶつかってしまったので、謝ったのだがそのポケは怒りに満ちあふれていた。
???「お前、今オレ様に堂々とぶつかりやがったな?さっきの奴には逃げられたが、お前は逃がさねえ!」
ピカチュウは思った。この状況は非常にまずい。逃げなきゃ何をされるか分からない。そうピカチュウの本能が思った。
???「どうした?怖いのか?逃げないのか?フハハハ………」
周りのポケ達は僕をじーっと見ている。誰だか分からないが「あいつで1052ポケ目だな。」というポケまでいる。僕は恐怖のあまり、体から電気を放出してしまった!
ピカチュウ「ウーーー!!」
僕は怒鳴り声を上げながら思いっきり電気を放出してしまったようだ。それに目を閉じていたので、ゆっくり開けた。すると見えるのは周りのポケ達が全員倒れている。ハッとして僕は倒れているポケ達を助けようとした。すると………
???「ふん。ちょっとはやるようだな、だがオレ様に比べたら蚊以下だ。オレ様の名は「ロック」だ。いいな、よく覚えとけ、次会うときはお前が死ぬ時だからな。」
ピカチュウは思った。このポケ、今笑ったような?そう思えてしまった。