元加賀和太鼓クラブ

このスレを、1000にするのが、俺の卒業するまでの、使命。
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ
┐('〜`；)ｵﾒｪに食わせるﾀﾝﾒﾝはﾈｪ

こいよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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　　　　'―`ーく~　ヽ、 |::::! ,-";;;ﾉ　i､ヽ､　　　＿
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ごうかな絵文字はこんな感じだ

俺も出来るよ
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カイザーさん、それ、コピーしたでしょ。
コピーなら俺もできるよ。↓
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_-──---､
　　　　　　　 _-─イ　　　　　ヽ　＼
　　　　　（＿__ノ　　 /　　 i　l　!
　　　　　　　　　 |　　　／＼＿ﾉノ　ﾄ､
　　　　　　 __,-‐┴--┴─-⊥,--___,､ !
　　　　　∠　　　　 _＿__　　〔　　 ___〔_
　　　_ri_･　　　 ┴･┘`　　〕`ｰ′　L
　　　 (___ 　　　 ___　／!　　「　､＿ノ-┤
　　　　 _|`Tー‐'´＿|　!__|　ヽ`　　　　　|_
　　　_/ |ノ　／　　}　}　〕　　　`ー'　人│
　 ,r‐' ,イヽ_/＿＿ノ　し'-‐'　　--､　　　入
　（__ノ　ヽ　　　　　 ‐--─‐‐--､_　`--､　 _＞
　　`ｰ---､　　　　＿＿　　　__　_＞､__,-‐'´
　　　　　　`ー─'´　　　`ｰ'´　￣
>>253でも前リーフじゃない時会ったコトある

は？どうゆう意味？ネームJ。
リーフさん、こんばんは。
(( (`Д´)(`Д´)
　( / / )　( ＼＼) ))
　　<￣<　　 >　>

　ハイ! ハイ! ハイ!
　 (｀Д)_(Д´)ノ
　ﾉ　ﾉヽ｜　｜>
　 >　 >　 <　 <

　　　ハイ!
　 (　　)_(｀Д´)ﾉ
　ﾉ　ﾉ　｜ﾍ｜
　ﾉ　 >　　　　<

　　　ハイ!
(｀Д´)_(｀Д´)ﾉ
　ﾉ　ﾉ　｜へ｜
　ﾉ　ﾉ　　　　<

　あるある探検隊!
＿(Д´)＿(Д´)
　ﾍ｜｜＼ﾍ｜　｜＼
　　　<　　　　<

　あるある探検隊!
　(｀Д)＿(｀Д)＿
／｜　｜ﾍ／｜｜ﾍ
　 >　　　　>

　　あるある探検隊!
ヽ(｀Д´)へ(｀Д´)ﾉ
　｜　｜　｜　｜
　　＼＼　／／

/￣￣ﾍﾍ　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　|◎ ◎ |∩i 　　　　丿
　　　　　　　　| ム　 |L.|| 　　 <　コピペ丸出しｗｗ
　　　　　　　　ヽ∀___/__/ 　　　　ヽ＿＿＿＿＿
　　　　　　-===='='=====−､
　　　　　《||| 　 Å　　　|||《（（）
v 　　　　　 /||　//||ﾍヽ　 || ｜Y
　　　　　//|| // || ﾍヽ .|| ｜|
|￣］ニﾆo　||/ 　||　ﾍヽ|| |ニO
￣　　　　　 ||======= || //
　　　　　　()) ⌒）())⌒）//
　　　　　　／フ　　 (/ ７ヽ
　　　　／／　　　 /__/ﾉニO
　　√（⌒（０　　　　| ｜
　　　　 |T　　　　　　（⌒０ニO
　　　　 | |　　　　　　　＼ﾍ　ヾ
　　√（⌒（０　　　　　　（⌒（０ヾ　　　　　　　　ヽ[ ﾟ∇ﾟ]ノ
　　　0ニ))））　　　　　　0ニ))））　ヾｷｬｼｬｰﾝ　　　困
　　二二二ｺ　　　　　　二二二ｺ　　ヾ　　　　　　　 ┘>　　ﾏﾝｾｰ!

猪俣から、メッセージが、書いてあったよ。↓
『あとで来るかもしれない、ネームJさんにメッセージ。
たのしーでしょ〜（＞▽＜）。毎日来ますか？？（＾▽＾）
きてほし〜・・・。きてよ〜（・ｐ・）ばぶばぶー。あはははは。
あーそれと、7時よりあとはこれないんだyo.（☆▽☆）
それでは・・まったあっした〜（−３−）ｚｚｚ。』

コンバンみ〜〜〜！！！
かーのーこ！！メッセージのこせって言っただろ！！
それでは私も落ち。
あっ質問！！
元小にいないひと〜(和太鼓クラブじゃないひと）この掲示板楽しいですか？？私は和太鼓クラブだからたのしいけど・・・・・（・・）
それでは〜〜本当に落ち。またあした〜〜？（？？）

あ〜。やっぱ、ひま。（−３−）・・・・・ってことで、落ち。

あ、やべ。じゅりあへメッセージ
どーですか。う〜ん。うちは、8時ごろはこれないっつの！！！まーでも、
メッセージ、できたら残しとく。そでれはそでれは・・・まちがい。
それではそれでは・・・またアイマショウ！！（＾▽＾）／
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

僕も今年卒業。今までマーチングやってたけど、中学は部活だからなーテニスと両立できなくなるよ・・・テニスは推薦受けてるけど僕は友達選んだよ。そういうのは高校からでも遅くないと思ったんだ。うまくなるためにはいい所じゃなく練習と努力だと思ったし。・・・まあ先生はまだそっちへ行け行けうるさいんだけどね。・・・ふぅ、長文すいません。

あ、やべ。ジュリア、ひまなのは、ひまなの！！！（＼△／）
　　　・・・・・だって〜・・・。しかたないじゃん・・・。
それでは、またあおう！！！さらば！！（▲▽▲）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○（・д・）○MONNKI-　　　バナナうめーぜ☆

お前…あいつの事覚えてるか?」
（急に足を止める）
「…どうしたんですか、急に。」
（足を止める）

「いや…此処に来たらふと思い出しちまってさ。」
「……あれから15年……ですか」

「俺、久しぶりにあいつに会いたくなって来たよ」
「私は別に。」
「?ﾉﾘが悪いな相変わらず」
（嫌な顔で振り返る）

「あなたみたいな軽率な方にﾉﾘで来られたらたまらないでしょうしね」
（顔をそらしてﾁﾗ見する）

「そうだよな、あいつだってお前のような嫌味な奴に
一々冷やかされたんじゃ迷惑だよなぁ」

「………。」
「………。」
（睨み合う2匹）

「……そうじゃなくてさ……

俺達3匹で“幼なじみ”だろっ!!

…だから　お前も来るんだよ!!」
（無理矢理相手の手を引っ張って走り出す）

お前は覚えているのか……

ｲｰﾌﾞｲ家　ﾙｶﾘｵと葉と雪の友達
　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ﾘｰﾌ＆ｸﾞﾚｲ〜

ﾌﾞｰｽﾀｰ（以下ｽﾀ「さっぱり覚えてません(-∀-;)」
ｴｰﾌｨ（以下ﾌｨ「雑誌の発売日かしら(* ﾟー)」
（手元の雑誌を読みながら振り向かずに答える）

ｻﾝﾀﾞｰｽ（以下ｻﾝ「ちっがぁあぁう!!(｀Д´#)YO!!
今日は漏れ達にとって一番大事な日だろ!?何で忘れてるんだYO!!」

ｼｬﾜｰｽﾞ（以下ｼｬﾜ「そ…そう言われても
去年はそんなｲﾍﾞﾝﾄ無かったのだ…(・ω・｀;)
あんちゃんも忘れてたんじゃｎ」

ｻﾝ「ｼｬﾗｯﾌﾟ。今年になってこの日をお祝いするのには
訳があるんだ、最後まで聞きなさいa(´д｀#)」
ｽﾀ「…そもそもまだ何の日だかも分からないんですが(・∀・;)」
ｲﾌﾞ「でも“一番大事な日”って事はきっと素敵な日なんだよ♪(^-^*)」

ｻﾝ「その通り。何て言ったって今日は…
ｲｰﾌﾞｲ家創立記念日なんだYO!!」
ﾌｨ「創立記念日?(ーﾟ *)」
（怪訝な顔で振り返る）

ﾌﾞﾗｯｷｰ（以下ﾌﾞﾗ「くだらねぇ。大体この家自体は
兄貴が建てたんじゃねーだろうが( ´_ゝ)ﾌﾝ」

ｼｬﾜ「元空き家だって聞いてるのだ…(^ω^ ;)」
ﾌｨ「それを何?よくも堂々と『創立記念日』なんて言えるわね(ﾟーﾟ*)ﾌﾟ」

ｻﾝ「当然だろ。だってこれからこの家漏れ達で建て直すんだからなm9(´Д｀ )」
ｽﾀ「?たっ…建て直す!?(・∀・;)」

ﾌﾞﾗ「…だから今日が『創立記念日』なんて言うんじゃねぇだろうな(´<_｀#)」
ｻﾝ「その通(´∀｀*)」

ﾊﾞｺﾝ!!
（ﾌﾞﾗに頭を殴られるｻﾝ兄）

ｲﾌﾞ「お家が新しくなるのはいいけど…(^-^*;)
私達だけで出来るのかな…」

ﾌﾞﾗ「俺はそんなﾓﾝごめんだ、住めりゃ何処だって良いだろ。
わざわざ再建築する必要なんかねぇな。」
ｽﾀ「そうですよ。それに兄さんに任せると寧ろ住めなくなりそうですしね( ・∀・)」

ｻﾝ「分かってないなぁ、漏れは喪前達が大人になったら
いつか家を建ててやりたいと思ってたんだYO!
…それが漏れの夢だった…(´∀｀*)
そして今がそれを実現するﾁｬﾝｽなんじゃないかYO!m9(´Д｀;)」

ﾌｨ「飲み込みの悪いｵﾆｨﾁｬﾝね(ﾟーﾟ#)
その私たちが結構です。って言ってるの。」
（ｻﾝ兄の頬をつねりながら）

ｼｬﾜ「あんちゃんには悪いけど…家を建てるってそんなに簡単じゃないのだ(・ω・｀;)」
ﾌﾞﾗ「単純兄貴の事だ、さしずめあの波導使い2人
（1人＋1匹）にでも触発されたんだろ(´<_｀ )」

ｻﾝ「?(´∀｀;)」
ｽﾀ「ああなるほど…(-∀-;)確かにｵﾙﾄﾞﾗﾝ城と此処（ｲｰﾌﾞｲ家）じゃ
大分格差がありますし…兄さんがﾑｷになって
『建て直しだ』なんて言い出したのも分かる気がします。」

ｻﾝ「べ…別に漏れはそうゆうつもりで(;｀Д´)」
ｲﾌﾞ「ｻﾝ兄さん、無理しないで。私は此処もｵﾙﾄﾞﾗﾝ城も
それぞれの良さがあると思うし、どっちも好きだよ♪(^-^*)」

ｻﾝ「……ｲﾌﾞまで…(T∀T;)」

ｶﾞﾁｬ…
（玄関のﾄﾞｱが開く）

ｽﾀ「噂をすれば…ですね( ・∀・)」
ﾌｨ「ずっとｵﾙﾄﾞﾗﾝ城に引っ込んでればいいのに
2人ともご苦労な事よね(ﾟーﾟ*)」
ﾌﾞﾗ「いや…ちょっと違うみたいだぜ…( ´_ゝ)」

ｻﾝ「ﾌﾝ、絶対喪前等の城よりｶｺｲｲ家にしてやるからな!!m9(｀Д´#)
悔しくなんてないぞ、ﾊﾞｰｶ、ﾊﾞｰｰｰｶ!!」
（振り返り、指差す）

ﾌﾞﾗ「だから違うって言ってんだろ、ﾊﾞｧｶ(´<_｀ )」
（ｻﾝ兄の目を無理矢理こじ開けようとするﾌﾞﾗ）

ｻﾝ「?……!!(´∀｀;)」

「…この子が今日からあなたのﾊﾟｰﾄﾅｰ…
いえ、友達になるﾎﾟｹﾓﾝよ。」
（足元に隠れているﾎﾟｹﾓﾝをそっと前に出す）

「やだ!!」

「そんな事言わないで…?」

「やだ!!やだやだやだやだ!!
僕はﾎﾟｹﾓﾝが嫌いなんだっ!!
絶対友達になんかならない!!」

「…………。」
（無言で泣き出すﾎﾟｹﾓﾝ）

「な………何だよ……ｺｲﾂ……何泣いてんだよ……」

「……それはね　あなたの言葉にこの子が傷ついたからよ」

「傷ついた…?ﾎﾟｹﾓﾝが…?」

「そう。ﾎﾟｹﾓﾝにも命があって、心があるの。
傷ついたり、悲しんだり、少しもあなたと違うところなんてないの。
あなただっていきなり
『嫌い!友達になりたくない!!』
なんて言われたら悲しいでしょう」

「………。」
（黙ってﾎﾟｹﾓﾝを見る）

「それに　この子はまだ何も知らないの。
おいしい食べ物がある事や、楽しい行事や遊び、
色んな場所、色んなﾎﾟｹﾓﾝ、色んな人間、あなたが知ってる事全部。

…だから　友達になってこれから沢山の事教えてあげて?」

「………。」

「あなたしか頼れる人間はいないのよ。」
（少年の顔を覗きながら肩を軽く支える）

「………。」
（足の陰から少年をじっと見ている）

「………来い。」
（手を差し出す少年）
「！」
（少年を見上げる）

「……家の中を案内してやる。」

「………。」
（ﾎﾟｹﾓﾝが母親の方を見る）

「……行って来なさい」
（ﾎﾟｹﾓﾝの方を見て微笑む）

「……勘違いするなよ……お前と友達になんかならないからな……」

「………。」
（隠れたままうつむくﾎﾟｹﾓﾝ）

「―でも…　僕の弟になれ。」

「………。」
（少年を再びじっと見る）

「…今日から　僕が兄さんだ。」

「………!!」
（嬉しそうに少年に飛びつく）

「よせよ…!!ほら、ちゃんと兄さんの言う事聞けって…!!!」
（慌てて飛びついたﾎﾟｹﾓﾝを払いのけようとする）

……あの日の事は　今でも鮮明に覚えている

ｶﾞﾁｬ…
（ﾄﾞｱが開いてﾙｶﾘｵが入ってくる）

ﾙｶﾘｵ「ｱｰﾛﾝさ…」
ｱｰﾛﾝ「………。」
（机に向かって涙ぐんでいる）

ﾙｶﾘｵ「………。」
ｱｰﾛﾝ「……あ…ああ、ﾙｶﾘｵ。すまない。」
（ﾙｶﾘｵに気づき、慌てて涙を拭いて振り向く）
ﾙｶﾘｵ「い、いえ…ｽﾐﾏｾﾝ、準備が出来たので…」
ｱｰﾛﾝ「…そうか。」
（座っていた椅子から立ち上がる）

ﾙｶﾘｵ「…あの…」
ｱｰﾛﾝ「気にしなくていい。」
（ﾙｶﾘｵの言葉をさえぎるように）

ﾙｶﾘｵ「………。」
ｱｰﾛﾝ「お前には　関係のない事だ」
（そう言ってﾙｶﾘｵに背を向けるｱｰﾛﾝ）

ﾙｶﾘｵ「………!!」
ｱｰﾛﾝ「…行くぞ。」
（部屋を出る）

……あの頃の私は　とても未熟だった。

――しかし　あの日があったから　今があるのだと

せめて　そう思いたい。　そして

『あった』という　曖昧な過去よりも

はっきりと存在する『今』を　大切にしたい。

「いやーっ!!やっと着いたぁーっ!!」
（その場に座り込む）

「丸3日間歩き続けましたからね…
正確には私の場合『引きずられていた』ですが」
（隣のﾎﾟｹﾓﾝを見る）

「何だよ　ｻｰﾋﾞｽ悪いなここ、ｼﾞｭｰｽとか出ない」
（隣のﾎﾟｹﾓﾝを無視して座ったまま振り向く）

ﾌｨ「…じゃないわよ(ﾟーﾟ#)」
（ﾎﾟｹﾓﾝを蹴る）
「?のっ!?」
（振り向いたﾎﾟｹﾓﾝの顔面にﾌｨの蹴りがﾋｯﾄする）

「自業自得ですね」
「?おっ…女ｧ!?」
（ﾌｨを見て驚く）

ﾌｨ「何よ(ﾟーﾟ#)」

「おい、ｸﾞﾚｲ大変だ、あいつに女が出来てるぞ!!!」

ｽﾀ「…何か兄さんみたいなﾃﾝｼｮﾝのﾎﾟｹが…(-∀-;)」

「良いんじゃないんですか?　私の知った事ではないので」
（座ったままﾒｶﾞﾈを拭く）

ｻﾝ「良くない!!…というか喪前も不法侵入じゃないかYO!!m9(｀Д´#)
此処は漏れの家だぞ、何なんだよ喪前等は!!」

「俺は…ﾘﾌｨ・ｱﾙｽ!!　通称ﾘｰﾌ。」
「私は　ｼｱﾝ・ｸﾞﾚｲｻﾞｰ。…名乗るほどの者ではないですが」
（ﾒｶﾞﾈをかけ直す）

ﾌﾞﾗ「…聞いた事ねぇな(´<_｀ )」
ｲﾌﾞ「もしかして旅人さん?」

ﾘｰﾌ「んー…ていうか　ここにはお前等だけしか居ないのか?」
（辺りを見回す）

ｻﾝ「当然だろ。漏れ達の家なんだから(#´Д｀)ｼｯｼｯ」
（手で追い払う仕草をする）

ｼｬﾜ「誰かに会いに来たのだ?」
ｸﾞﾚｲ「直ぐにおいとましますのでお気遣いなく。」
（さっさと出て行こうとする）

ﾘｰﾌ「馬鹿、何言ってんだよ　やっと此処まで来たってのに!!」
（ｸﾞﾚｲの尻尾を引っ張る）

ｸﾞﾚｲ「……!!」
（ﾘｰﾌに尻尾を引っ張られて転ぶ）
ﾘｰﾌ「…あのさ、こんな奴しらね?」
（一枚の写真を見せるﾘｰﾌ）

ﾌｨ「写真?」
（一斉に写真を覗き込む面子）

ﾘｰﾌ「実は近所の商店街の奴らに聞いて回ったら
ここ（ｲｰﾌﾞｲ家）に居るって言われて来たんだけど。」

ｻﾝ「………。」
ｼｬﾜ「うーーん…(^ω^ ;)見覚えがないっていうよりは…」
ｽﾀ「何処かで見た事あるんですよね…(-∀-;)」
ｲﾌﾞ「でもこんなに小さくないっていうか…」

ｱｰﾛﾝ「どうした?　今日は全員揃ってお出迎えか?」
（開いていたﾄﾞｱからｱｰﾛﾝとﾙｶﾘｵが入ってくる）

ｲﾌﾞ「!!(ﾟ-ﾟ*;)」
ｽﾀ「!!(・∀・;)」
ﾌｨ「!!(ﾟーﾟ*;)」
ｼｬﾜ「!!(・ω・ ;)」
（驚く一同）

ﾙｶﾘｵ「遅れてすまなかった…」
ﾌﾞﾗ「……先客が来てるぜ…(´<_｀ )」

ｻﾝ「…そうだ!!　この顔だ、この顔に似てるんだYO!!a(Д｀;)」
ｱｰﾛﾝ「似てる…?何g」

ﾘｰﾌ「………泣き虫ﾘｵﾙ……」
（つぶやくように）

ﾙｶﾘｵ「?……!!」
（その声に振り向く）

ｸﾞﾚｲ「………。」

ﾘｰﾌ「おい…お前…本当に――」
（ゆっくりﾙｶﾘｵに近づく）
ｱｰﾛﾝ「?…このﾎﾟｹﾓﾝ、お前の知り合いか?」
（ﾙｶﾘｵを見る）

ﾘｰﾌ「……!!」
ﾙｶﾘｵ「………。」
（呆然とするﾙｶﾘｵ）

ﾘｰﾌ「な…」
ｸﾞﾚｲ「…ﾘｰﾌ、人（ﾎﾟｹ）違いですよ。」
（空気を察し、ﾘｰﾌの手を引いて無理矢理去ろうとする）

ﾘｰﾌ「なんでそうなるんだよ　馬鹿野郎!!」
（泣きながら叫ぶ）

ﾙｶﾘｵ「………。」
（うつむき、黙っている）

ｸﾞﾚｲ「………失礼しました。」
（ﾘｰﾌを引っ張って出て行く）

ﾘｰﾌ「………。」
（うつむいたままｸﾞﾚｲに引っ張られ出て行く）

ﾊﾞﾀﾝ…
（ﾄﾞｱが閉まる）

一同「………。」
（ﾄﾞｱの方を向いて固まっている）

ﾌｨ「……嵐のような人（ﾎﾟｹ）達だったわね……(ﾟーﾟ*;)」
ｻﾝ「何だったんだ…?(´∀｀;)」

ﾙｶﾘｵ「ﾘｰﾌとｸﾞﾚｲ…」

思い出した。

ｲﾌﾞ「(;*ﾟ-ﾟ)……。」
ｼｬﾜ「(;´・ω・)……。」
ｽﾀ「(;・∀・)……。」
ﾌｨ「(;*ﾟーﾟ)……。」
ｻﾝ「( ´Д｀)……。」
（一斉にﾙｶﾘｵを見る）

ｱｰﾛﾝ「……ﾙｶﾘｵ…?」
ﾙｶﾘｵ「彼等は……　私の幼なじみだ。」

大事な事を。

ｲﾌﾞ「じゃあやっぱりﾙｶﾘｵさんに会いに来たんだね!!
……でも…ﾘｰﾌさんの言ってた『何でそうなる』って…?」
（不安げにﾙｶﾘｵを見上げる）

ﾙｶﾘｵ「それは――」

私が　まだ幼く　野生ﾎﾟｹﾓﾝとして生きていた頃

彼等は　いつも　私のそばにいた

当時の私は……

ｲｼﾂﾌﾞﾃ「おい、見ろよ。　…ﾘｵﾙだ。」

ｽﾞﾊﾞｯﾄ「あんな軟弱な奴放っておけよ。
飼い主が居なきゃ何も出来ないんだぜ。」

ｲｼﾂﾌﾞﾃ「でもあいつ、野生のﾎﾟｹﾓﾝみたいだぞ?」

ｽﾞﾊﾞｯﾄ「ﾌﾝ、どうせ迷子か何かだろ。
その内飼い主が血相変えて飛んでくるさ。」

ﾙｶﾘｵ（当時ﾘｵﾙ「………。」

野生のﾎﾟｹﾓﾝからは馬鹿にされ

ｴﾈｺﾛﾛ「あーら　あなたﾘｵﾙじゃない。」
（塀の上からﾘｵﾙを見下ろす）
ﾘｵﾙ「………。」
（黙って歩いている）

ｴﾈｺﾛﾛ「そんなにﾎﾞﾛﾎﾞﾛになって…飼い主さんはどうしたの?」

ﾘｵﾙ「………。」

ｴﾈｺﾛﾛ「もしかしてぇ…捨てられちゃった?」

ﾘｵﾙ「………。」

ｴﾈｺﾛﾛ「じゃぁ早く新しい飼い主さんを探さなくちゃね?
…だってﾘｵﾙは人間と一緒に居るのが普通だものね。」

ﾘｵﾙ「………。」

ｴﾈｺﾛﾛ「……大丈夫よ。きっと良い飼い主さんが見つかるわ。」
（そう言って立ち止まり、塀の上からﾘｵﾙを見送る）

飼われているﾎﾟｹﾓﾝからは同情され

ﾄﾚｰﾅｰ1「こんな所にﾘｵﾙがいるぞ!!」
ﾄﾚｰﾅｰ2「本当だ…!!」

ﾘｵﾙ「……!!」
（人間に囲まれるﾘｵﾙ）

ﾄﾚｰﾅｰ1「こいつを捕まえれば俺のﾄﾚｰﾅｰﾗﾝｸも上がるぜ!!」
ﾄﾚｰﾅｰ2「…でも珍しい事もあったもんだな、野生のﾘｵﾙなんて…
何処かに飼い主がいるんじゃないのか?」
（辺りを見回す少年ﾄﾚｰﾅｰ）

ﾄﾚｰﾅｰ1「大丈夫だって!飼い主がいたらこんなにﾎﾞﾛﾎﾞﾛじゃないだろ。」
ﾄﾚｰﾅｰ2「そうだよな…ちょうど弱ってるみたいだし、ﾓﾝｽﾀｰﾎﾞｰﾙで…
ってああっ!!　俺、ﾓﾝｽﾀｰﾎﾞｰﾙ買い忘れた!!」
ﾄﾚｰﾅｰ1「俺もだ…」

ﾄﾚｰﾅｰ2「どうする?…このままだと逃げられちまうぜ…」
ﾄﾚｰﾅｰ1「…しょうがない…よし!!今はこの箱に…」
（そばにあった大きな木箱を持ってﾘｵﾙに近づく）

ﾄﾞﾝｯ
（箱をﾘｵﾙにかぶせる）

ﾘｵﾙ「?!?」
（急に目の前が暗くなり、驚く）

ﾄﾚｰﾅｰ1「やった…!!」
ﾄﾚｰﾅｰ2「ここで大人しくしてるんだぞ。直ぐに戻ってくるからな。」
ﾄﾚｰﾅｰ1「何言ってんだよ!!俺が先に見つけたんだから俺が捕まえるんだ!!」

ﾄﾚｰﾅｰ2「ﾊﾞｰｶ、早いもん勝ちだぜー!!」
（箱とﾘｵﾙを残して走り出す）

ﾄﾚｰﾅｰ1「ｽﾞﾙいぞ、まてっ!!」
（先に行った少年を追いかける）

ﾘｵﾙ「………。」

（少年ﾄﾚｰﾅｰ達がいなくなり、辺りが静まり返っている）

ﾘｵﾙ「………暗い……怖いよ……助けて……」
（箱に閉じ込められたまま泣き出す）

常に人間から追い掛け回される生活が続いていた。

ﾘｵﾙ「誰か―――」
（泣きながら震えているﾘｵﾙ）

「いい加減にしろよ!!頭かってぇなぁ!!」
「そう思うなら私に着いて来ないで下さい。」

ﾘｵﾙ「（声がする……!!）」
（箱の外から聞こえてくる声に耳を傾ける）

「だーかーらー着いて行ってるんじゃねーって言ってんだろ!!
大体1本道でそういう事言うかよ、普通!!」

ﾘｵﾙ「（さっきの人間が帰ってきたのかな…）」
（木箱の小さな穴から外を覗き込む）
「………。」
（ﾘｵﾙの入った箱に気付き、立ち止まる）

「いってー!!急に立ち止まるな!!」
（前を歩いていたﾎﾟｹﾓﾝにぶつかる）

「あの箱の中から…かすかに声が聞こえるんですが…」

ﾘｵﾙ「（ﾎﾟｹﾓﾝ……!!）」

「ああ!?　だからどうしたんだよ」
「助けを求めてるようです。」
（横のﾎﾟｹﾓﾝを見る）

「あのな!!−ったく…気付いてんならさっさと助けてやれよな!!」
（電光石火で箱を弾き飛ばす）

ﾄﾞｶﾝ!!
（箱が吹っ飛ぶ）

ﾘｵﾙ「う…うわぁっ!!」

「ほら…大丈夫か?」

そして――　それが　私と　ﾘｰﾌとｸﾞﾚｲの出会いだった。

（夜、3匹で集まり木の実を食べている）

ﾘｰﾌ「……そうだったのか…。」
ｸﾞﾚｲ「野生のﾘｵﾙなんて珍しいと思ってましたが…」
ﾘｵﾙ「………。」
（ﾓﾓﾝの実をほおばりながら無言で頷く）

ﾘｰﾌ「俺は　ﾘﾌｨ・ｱﾙｽ。　ﾘｰﾌって呼んでくれ。」
（握手しようと手を差し出す）

ｸﾞﾚｲ「私は　ｼｱﾝ・ｸﾞﾚｲｻﾞｰ。…ｸﾞﾚｲで良いですよ。」

ﾘｵﾙ「………。」
（ﾘｰﾌとｸﾞﾚｲを見る）
ﾘｰﾌ「……どうしたんだよ?」
ｸﾞﾚｲ「なれなれしいんじゃないですか?」
（ﾘｰﾌを見る）

ﾘｰﾌ「?なんでだ!!」

ﾘｵﾙ「……違う……。」
（うつむいている）

ﾘｰﾌ「……?(ﾟдﾟ )」

ﾘｵﾙ「…何でﾘｰﾌとｸﾞﾚｲはぼくに優しくしてくれるの…?」

ﾘｰﾌ「………。」
ｸﾞﾚｲ「………。」

ﾘｵﾙ「今まで沢山のﾎﾟｹﾓﾝと出会った…でも
みんなそんな風に声をかけてくれなかった。

………僕がﾘｵﾙで、いつも人間と一緒に居るﾎﾟｹﾓﾝだから…」
（ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ泣きながら話すﾘｵﾙ）

ｸﾞﾚｲ「………。」
ﾘｰﾌ「……それは違うな。」
ﾘｵﾙ「……?」

ﾘｰﾌ「声をかけなかったんじゃない、かけれなかったんだ。
お前がいつもそうやって泣いてるから。」
ﾘｵﾙ「………。」
（ﾘｰﾌを見る）

ｸﾞﾚｲ「――私も　野生のﾎﾟｹﾓﾝになりたての頃は
よく他のﾎﾟｹﾓﾝから無視されたりしたものですよ。
しかも　皮肉な事に野生になってまで
こんな人間の残した物のお世話にならなくてはいけない。」
（ﾒｶﾞﾈを気にするｸﾞﾚｲ）

ﾘｵﾙ「……なに……?」
（ﾒｶﾞﾈに手をのばすﾘｵﾙ）

ﾘｰﾌ「隙ありｯ!!」
（横からｸﾞﾚｲのﾒｶﾞﾈを取る）
ﾘｵﾙ「あっ…」

ｸﾞﾚｲ「?…ﾒｶﾞﾈﾒｶﾞﾈ…」
ﾘｰﾌ「…………。」
（ｸﾞﾚｲを変な顔でじーっと見るﾘｰﾌ）

ｸﾞﾚｲ「…とか…ﾍﾞﾀな事やらせないで下さい」
(ﾘｰﾌからﾒｶﾞﾈを取り返しかけ直す）

ﾘｰﾌ「……お前が勝手にやったんだろ……」

ﾘｵﾙ「ぷぷっ…」
（2匹のやり取りを見て笑い出すﾘｵﾙ）

ﾘｰﾌ「………。」
ｸﾞﾚｲ「………。」
（顔を見合わせる2匹）

ﾘｰﾌ「…よぉし　決めた!!!」
（何か思い立ったように叫ぶ）

ﾘｵﾙ「何…?」
ﾘｰﾌ「今日から俺達3匹人間嫌い同盟結成だ!!!」
ｸﾞﾚｲ「ﾀﾞｻ…」
（ﾎﾞｿｯとつぶやく）

ﾘｵﾙ「え……でもﾘｰﾌは……」
ﾘｰﾌ「あれ、言わなかったっけ。
俺も人間に捨てられたｸﾁなんだぜ。」

ｸﾞﾚｲ「進化しないからって見離されたんですよね」
（嫌な笑いを浮かべる）

ﾘｰﾌ「“可愛くない”がﾄﾚｰﾅｰからの
最後の言葉だったお前に言われたくねーな。」
（笑い返すﾘｰﾌ）

ｸﾞﾚｲ「…………ﾄﾚｰﾅｰに見る目がなかったんですよ。」
（顔をそらす）

ﾘｰﾌ「まぁ　とにかく、だ。そういう訳で
お前もこれから俺達と一緒に居ろよ。」
（ﾘｵﾙの頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝ叩きながら）

ﾘｵﾙ「……いいの……?」
ﾘｰﾌ「もちろん。一匹でここまで来るの辛かっただろ?　もう大丈夫だ。」

ﾘｵﾙ「……うっ…」
（また泣き出すﾘｵﾙ）

ﾘｰﾌ「おい、一々泣くなって…」
ﾘｵﾙ「うわあぁぁん」
（もっと激しく泣くﾘｵﾙ）

ﾘｰﾌ「泣き虫だなぁ、ﾘｵﾙは…」
（あきれるﾘｰﾌ）

ｸﾞﾚｲ「ま…ﾘｰﾌと2匹旅よりはﾏｼになりましたね…」
（ﾘｰﾌとﾘｵﾙのやりとりを見ながら）

…正直な所　私は忘れかけていた

少なくとも　彼等が私の前に現れるまでは。

ｲﾌﾞ「……(ﾟ-ﾟ*;)」
ｼｬﾜ「……(・ω・｀;)」
ﾌｨ「……(ﾟーﾟ*;)」
ｽﾀ「……(・∀・;)」
ｻﾝ「……(´Д｀;)」
ｱｰﾛﾝ「………。」
（ﾙｶﾘｵの話を聞いて静まり返っている一同）

ﾙｶﾘｵ「あ……す…すまない…つい昔の事を思い出してしまって…」
（その場の空気に気付き慌てて話す）

ｼｬﾜ「…いや…僕達は気にしてないのだ…でも…(・ω・｀;)」
（ｱｰﾛﾝを見るｼｬﾜ）

ﾙｶﾘｵ「?あっ…ｱｰﾛﾝ様も……ｽﾐﾏｾﾝ、今の話は――」
ｱｰﾛﾝ「いいんだ、ﾙｶﾘｵ。」
ﾙｶﾘｵ「………。」
ｱｰﾛﾝ「…良い友達を持ったな。」
（少し寂しそうに笑いかける）

ﾙｶﾘｵ「ｱｰﾛﾝ様……」
（きまり悪そうにｱｰﾛﾝを見る）
仕方のない事だ　　…何度もそう言い聞かせていた。

あの日　私が判断を誤らなかったら

あの日　私が注意していれば

あの日　私がもっと大人だったら――

「夕方から雨が降るみたいだから　気をつけるのよ!!」

「分かってるよ!!　…行くぞ、ﾘｵﾙ!!」
（家の門を出て走り出す）

「………。」
（不安げな顔で少年を見ながらついていく）

「…どうした?　……ああ、お前はまだ雨を知らないのか…」
（先に歩いていたが途中で振り返る）

「（雨って何…?）」
（立ち止まる）

「……ないなぁ……」
（ﾋﾒﾘの木を探しながら歩き回る）

「（う…うん…）」
（少年の服のすそを引っ張りながらついていく）

「お前もちゃんと探せよ!!じゃないと
ﾃﾞｻﾞｰﾄ作ってもらっても僕が全部食べちゃうからな!!」

「?……っ!!」
（泣きそうになるﾘｵﾙ）

「……冗談だよ……ι」

「（…良かった!）」
（嬉しそうに笑う）

「………。」
「（……あれ?）」
（辺りの匂いをかぎ出す）

「………ﾘｵﾙ?」

「（いいにおいがする……こっち!!）」
（少年の服のすそを引っ張り、匂いの方へ走り出す）

「ちょっ…どこ行くんだよ!!…さっきまでﾄﾛﾄﾛついて来てたｸｾに…!!」

ｶﾞｻ　ｶﾞｻ…
（深い茂みをかき分け、広場に出る）

「（ここ…）」
（広場にある沢山の木の実を指差す）

「何なんだよ……ああ!!」
（大量の木の実のなる木を見つけて驚く）

「（木の実…）」

「ﾋﾒﾘの実がこんなに沢山…でかしたぞ、ﾘｵﾙー!!
よし、沢山採って帰ろう!!」
（嬉しそうにﾘｵﾙを抱きしめる）

「（うん…!!）」
（喜ぶﾘｵﾙ）

ｶﾞｻｯ…
（突然目の前の草むらが大きく揺れる）

「ん……?」
「………?」
（動きが止まる1人＋1匹）

ｶﾞｻ　ｶﾞｻ…

「ｸﾞﾜｧｱｧｱｧｧ!!」
（草むらからいきなりﾘﾝｸﾞﾏが飛び出す）

「?うわぁあぁぁ!?　野生のﾘﾝｸﾞﾏだ…!!!」
「（ﾎﾟ…ﾎﾟｹﾓﾝ…!!）」
（初めて見る自分以外のﾎﾟｹﾓﾝに驚く）

「ｸﾞﾜｧｱｱｱｧｧｯ!!」

「ど…どうしよう…何か怒ってるみたいだし……!!」
（足がすくむ少年）
「（………。）」
（ぽかーんとしているﾘｵﾙ）

「なっ…何でお前がぼーっとしてるんだよ…!!」

「（え……?）」
（抱きかかえられたまま少年を見る）

「ほ…ほらっ…」
（ﾘｵﾙを地面に置く）

「（なに…?）」

「お前……ﾎﾟｹﾓﾝだろ!!!」

「………!!」
（はっとするﾘｵﾙ）

「ﾎﾟｹﾓﾝなんだから戦え!!　ﾎﾟｹﾓﾝﾊﾞﾄﾙだぞ!!」
（ﾔｹになって叫ぶ）

――あれから　20年が過ぎた。

ｽﾀ「……やっぱり　追いかけた方が良いと思いますよ(-∀-;)
ｱｰﾛﾝさんもそう思いますよね?d(・∀・ )」
（ｱｰﾛﾝに振るｽﾀ）

ｱｰﾛﾝ「………。」
（ぼーっとしている）

ｽﾀ「……ｱｰﾛﾝさん?σ(-∀-;)」
ｱｰﾛﾝ「?ん……あ、ああ、そうだな。」
（適当に返事をするｱｰﾛﾝ）

ﾙｶﾘｵ「しかし――」
ｲﾌﾞ「ﾘｰﾌさんとｸﾞﾚｲさんだって昔はﾄﾚｰﾅｰと一緒だったんでしょ?
だったら大丈夫、きっと分かってくれるよ!!」

ｻﾝ「それに喪前等友達なんだろa(´Д｀ )」
ﾌｨ「何で一緒にいたｱﾝﾀ達が　今更こうなったのかは知らないけど――
その理由位　あの2匹に話しておいた方が良いんじゃないの?」
（ﾙｶﾘｵを見る）

ﾙｶﾘｵ「………。」
ｱｰﾛﾝ「……私も……あの2匹に話したい事がある。」

ﾙｶﾘｵ「………。」
（ｱｰﾛﾝを見る）

ｱｰﾛﾝ「……行こう。」
（ﾙｶﾘｵを見る）

ﾙｶﾘｵ「……はい。」
（ゆっくり頷く）

（ｲｰﾌﾞｲ家を飛び出していったﾘｰﾌとｸﾞﾚｲが歩いている）

ｸﾞﾚｲ「ﾘｰﾌ……ﾘｰﾌ!!」
（後ろから呼びかけるｸﾞﾚｲ）

ﾘｰﾌ「………。」
（黙って先を歩き続ける）

ｸﾞﾚｲ「待ちなさい。」
ﾘｰﾌ「………。」
（立ち止まる）

ｸﾞﾚｲ「……全く……だからあれほど」
（ﾘｰﾌの態度に呆れて）

ﾘｰﾌ「……お前は悔しくないのかよ。」
ｸﾞﾚｲ「………。」

ﾘｰﾌ「……あいつは　俺達に何も言わずにいなくなったんだぜ。」
ｸﾞﾚｲ「…別に…ﾘｵﾙにはﾘｵﾙの生き方がありますから
私達が口出し出来る問題ではないですよ。」

ﾘｰﾌ「――しかも……人間と一緒にいるなんて!!」
ｸﾞﾚｲ「…ですから　尚更　喜んであげるべきなのではないですか?
ﾘｵﾙには最初から人間の力が必要だった事位ﾘｰﾌだって」

ﾘｰﾌ「分かってたよ!!!いくらﾊﾞｶな俺だってな!!!!
でも　俺達だってあいつと幼なじみだっただろ!?　友達なんじゃねぇのかよ!!!!」
（ｸﾞﾚｲに掴みかかって叫ぶ）
ｸﾞﾚｲ「ﾘｰﾌ……あなたも覚えている筈です」
ﾘｰﾌ「……!?」

ｸﾞﾚｲ「優しいﾄﾚｰﾅｰと一緒だった時の記憶――」
ﾘｰﾌ「………!!!」

ｸﾞﾚｲ「寧ろ――それを忘れていたのは私達の方ですよ。」
ﾘｰﾌ「………。」

ｸﾞﾚｲ「…でもﾘｵﾙはその気持ちをずっと忘れてはいなかった。
…立派じゃないですか。あんなに泣いてばかりいたﾘｵﾙが
私達の元を離れ　また1匹で新たなﾄﾚｰﾅｰを探し、
そしてやっと幸せになったのですから。」

「それは誤解だ　ｸﾞﾚｲ。」

ｸﾞﾚｲ「……!!」
ﾘｰﾌ「……!!」
（同時に振り返る）

ｸﾞﾚｲ「……ﾘｵﾙ……」
ﾘｰﾌ「人間まで……!!」
（ｱｰﾛﾝをにらみつける）

ｱｰﾛﾝ「………。」
ﾙｶﾘｵ「…さっきは挨拶もなく　すまなかった。
久しぶりだな…ﾘｰﾌ、ｸﾞﾚｲ。」

ﾘｰﾌ「その姿…その口調…何なんだよ……
人間と居て平和ﾎﾞｹしちまったのか!?」

ｸﾞﾚｲ「…それは随分とたくましい平和ﾎﾞｹですね。
明らかに以前より強そうじゃないですか。」
（ﾘｰﾌを見る）

ﾘｰﾌ「うるさい!!!#」

ﾙｶﾘｵ「相変わらずだな、2匹とも」
（笑いをこらえている）

ﾘｰﾌ「そうだ……!!変わっちまったのはお前の方だ!!!
『人間とはもう一緒にいられない』って言ったのは嘘だったのかよ!!!」

ﾙｶﾘｵ「…確かに…私は変わった。
他のﾎﾟｹﾓﾝへの気持ち、人間に対する考え方…
今から思えば　その言葉も嘘になるかもしれない。
でも　だからといって　私はお前達の事を忘れた訳ではない」

ﾘｰﾌ「…じゃあ何で……何で急に居なくなったりしたんだよ…
俺ずっと心配してたんだからな……」
（うつむいてつぶやくように）

ｸﾞﾚｲ「――さっき…『それは誤解だ』とか何とか言ってましたが――」

ﾙｶﾘｵ「…私はあの時　新たなﾄﾚｰﾅｰを探して
お前達の元を離れたのではないんだ。」
（2匹を見る）

ﾘｰﾌ「！」
ｸﾞﾚｲ「！」
（驚く2匹）

ﾙｶﾘｵ「あの時は―――」

ｻﾞｧｱｧｧｱｧ…
（雨が降っている）

ﾘｵﾙ「道…分からなくなっちゃった……」
（道の真ん中で呆然と立ち尽くすﾘｵﾙ）

ﾘｵﾙ「……やっぱり……一人で大丈夫なんて言うんじゃなかった…」
（泣きそうになりながらゆっくり歩いている）

ﾘｵﾙ「………。」
（ふと　顔を上げた所に洞窟を見つける）

ｻﾞｧｱｱｱｱｧｱｧ…
（雨が更に強くなる）

ﾘｵﾙ「…少し…雨宿りしていこう。」
（見つけた洞窟に入るﾘｵﾙ）

ｻﾞｧｱｱｧｱｧｱｧ…

ﾘｵﾙ「（雨……止まないなぁ…）」
（ｳﾄｳﾄし始める）

ﾘｵﾙ「……ねむい……」
（その場で眠ってしまうﾘｵﾙ）

それから何時間か経った後――

ｺﾞｺﾞｺﾞ…ｺﾞｺﾞｺﾞ…ｺﾞｺﾞｺﾞ…
（地面が揺れ、次第に音が大きくなる）

ﾘｵﾙ「……ん……?いっ…いけな…」
（その音ではっと目を覚ます）

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

ﾘｵﾙ「じ…地面が揺れてる…!?」

ｶﾞﾗﾝ!!　ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
（その途端洞窟が崩れはじめる）

ﾘｵﾙ「わぁあああぁあ――っ!!!!」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…
（ﾘｵﾙの上に岩や土砂が落ちてくる）

ﾘｵﾙ「た…助…」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…

ﾘｵﾙ「………。」
（岩と土砂に埋もれる）

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…
（音が小さくなり、同時に土砂崩れがおさまる）

ﾘｵﾙ「……う……」
（動こうとするが土砂に埋まり、身動きが取れない）

ｶﾞﾗﾝ…

ﾘｵﾙ「うう……痛い……動けない……ﾘｰﾌ……ｸﾞﾚｲ……」
（泣きそうになる）
『全く…ﾘｵﾙは泣き虫だなぁ。そんなんじゃ
野生ﾎﾟｹﾓﾝとして生きていけないぞ。』

『直ぐに私達に頼っては駄目ですよ。
自分で出来る事をやってみる。
…それが“強くなる”という事です。』

ﾘｵﾙ「ぼくが……もっと強かったら……」
（泣きながら震えるﾘｵﾙ）

『お前…ﾎﾟｹﾓﾝだろ!!!　僕を守れよ!!!』

ﾘｵﾙ「だって…そしたらずっと……みんな一緒にいられたんだ!!!!」
（そうﾘｵﾙが叫んだ途端、ﾘｵﾙの身体が光り始める）

ﾘｵﾙ「だから……強くなりたい……!!!」
（ﾘｵﾙの身体が次第に別のﾎﾟｹﾓﾝへと変化していく）

ﾙｶﾘｵ「……気付いた時には　もうこの姿だった。」

ﾘｰﾌ「………。」
ｸﾞﾚｲ「………。」

ﾙｶﾘｵ「その進化をきっかけに私はお前達の元を離れたんだ、
――もっと…強くなる為に。」
（再びﾘｰﾌとｸﾞﾚｲに顔を向ける）

ｱｰﾛﾝ「…ﾙｶﾘｵ…」

ﾙｶﾘｵ「それから私は―――」

ｱｰﾛﾝ「…ここからは私が話そう。」
ﾙｶﾘｵ「…ｱｰﾛﾝ様。」
（ｱｰﾛﾝを見る）

ﾘｰﾌ「なっ…誰がお前の話なんか…!!!」
（ｱｰﾛﾝをにらむ）

ｱｰﾛﾝ「……お前を見てると…何だか懐かしくなるよ。」
（ﾘｰﾌの目線に合わせて屈むｱｰﾛﾝ）

ﾘｰﾌ「人間はいつもそうやって　最初ばっかなれなれしいんだよな。」

ｱｰﾛﾝ「私も昔はそうやって　あらゆるものに反抗していた。
お前は私の幼い頃にそっくりだ」
（笑いながらﾘｰﾌの頭に手を置く）

ﾘｰﾌ「俺が!!!お前と似てるだって!!!」
（ｼｮｯｸを受けるﾘｰﾌ）

ｱｰﾛﾝ「…まぁ　だからﾙｶﾘｵ…いや、ﾘｵﾙと気が合ったのかもな。」
（ﾘｰﾌの頭から手を離し、立ち上がる）

ﾘｰﾌ「はｧ!?何だよｿﾚ!!!#」

ｱｰﾛﾝ「……ﾙｶﾘｵ………お前は―――」
（ﾙｶﾘｵを見る）

ﾙｶﾘｵ「………。」

ｱｰﾛﾝ「……ﾘｵﾙ…なんだろ?」
ﾙｶﾘｵ「………。」
（ｱｰﾛﾝの方を見ずにこらえるようにうつむいている）

ｱｰﾛﾝ「……だから　戻ってきてくれたんじゃないのか?　あの場所に――」

ﾘｰﾌ「おい人間、意味わかんねぇぞ!!a(ﾟДﾟ#)」
ｸﾞﾚｲ「……もしかして…」
（はっと気付くｸﾞﾚｲ）

ﾙｶﾘｵ「何を仰るのですか　ｱｰﾛﾝ様…
私とあなたが初めて出会った時には既に私はこの姿だった筈です。」
（うつむいたまま話す）

ｱｰﾛﾝ「…早いものだな。　あの日からもう20年もの歳月が流れた。
私も、お前も、城も、あの場所も　全て変わってしまった」

ﾙｶﾘｵ「………。」
ｱｰﾛﾝ「…でも　改めて言おう。　ﾙｶﾘｵ…すまなかったな。」
ﾙｶﾘｵ「………!!」

ｸﾞﾚｲ「……やはり　そういう事でしたか。」
（何かを察したようにつぶやく）

ﾘｰﾌ「?何お前一人で納得してんだよ!?」
（ｸﾞﾚｲを見る）

ｸﾞﾚｲ「人間も…捨てたものではないようですね」
（ふっと笑う）

ﾙｶﾘｵ「……ｸﾞﾚｲ……」
（泣きそうになりながらｸﾞﾚｲを見る）

ﾘｰﾌ「………ﾊﾞｶﾘｵﾙ……」
（つぶやく）

ﾙｶﾘｵ「………。」
（ﾘｰﾌを見る）

ﾘｰﾌ「……いいか、その……ｱｰﾛﾝとやら…」
（ｱｰﾛﾝをにらむ）

ｱｰﾛﾝ「………。」
（ﾘｰﾌを見る）

ﾘｰﾌ「…お前は……俺達の中で人間の代表だ。
――その事を……　忘れるなよ。」

ｱｰﾛﾝ「………!!」
（驚いた様子で）

ﾙｶﾘｵ「……ﾘｰﾌ……」

ｱｰﾛﾝ「ああ。」
（ﾘｰﾌに顔を移しゆっくり頷く）

ｸﾞﾚｲ「…ﾘｰﾌ……」
ﾘｰﾌ「………。」
（ｸﾞﾚｲを見て苦笑いする）
ｸﾞﾚｲ「気付いてたんですね。何気に。」
ﾘｰﾌ「ﾊﾞｶ!!!!#」

ｸﾞﾚｲ「それでは。私はこれで。」
（ｱｰﾛﾝとﾙｶﾘｵに軽くお辞儀をする）

ﾙｶﾘｵ「もう行くのか?」

ﾘｰﾌ「……俺は　お前が元気でいるか気になっただけだから。
それが分かれば十分だ。」
（ﾙｶﾘｵとｱｰﾛﾝに背を向けて）

ﾙｶﾘｵ「………。」

ﾘｰﾌ「大体な、人間となんて一秒だって長くいたくねぇし。
人間と仲良くつるむ程暇じゃねーんだよ!!!」
（わざと大きな声で）

「ｶｯｺつけるなYO!!」
（ﾘｰﾌの後ろから声がする）

ﾘｰﾌ「?ｶｯｺなんかつけてな」
（振り返る）

ｻﾝ「…行くあてもないんだろ。(´Д｀ )」
ｽﾀ「ずっと2匹で旅していると聞きましたが…(・∀・ )」

ﾘｰﾌ「お前等はさっきの…」

ｸﾞﾚｲ「私は一人旅のつもりなんですけどね。」
（ﾘｰﾌを見る）

ﾘｰﾌ「それは俺の台詞だっ!!!#」

ﾌｨ「今のｱﾝﾀ達の話ぜーんぶ聞いちゃった(ﾟーﾟ*)ﾆﾔ」
ﾘｰﾌ「?なに!?(=д= ;)」

ﾙｶﾘｵ「…やっぱり…私もそんなような気がしていた…」
ｱｰﾛﾝ「相変わらずの野次馬ぶりだな、この兄弟は…」
（呆れるｱｰﾛﾝとﾙｶﾘｵ）

ｻﾝ「…それで　もし喪前等が『良かったら』の話なんだが…」

ﾘｰﾌ「？」
ｸﾞﾚｲ「？」
ｲﾌﾞ「ね、私達と一緒にあの家（ｲｰﾌﾞｲ家）で暮らさない?(^-^*)」

ﾘｰﾌ「?くっ…暮らす!?(ﾟДﾟ;)」

ｼｬﾜ「そうなのだ、僕達はあの家にﾎﾟｹﾓﾝだけで暮らしてるのだ!(^ω^ )」
ｲﾌﾞ「ｱｰﾛﾝさんとﾙｶﾘｵさんはｵﾙﾄﾞﾗﾝ城に戻ったりしてるから
毎日会ったりは出来ないけど…」
ｱｰﾛﾝ「波導使いとしての修行もあるからな。」

ｸﾞﾚｲ「…でも私はあなた方と違って部外者ですから」
（ﾌｨを見てﾒｶﾞﾈを押し上げる）

ﾌｨ「部外者って言ったらこの2人（1人＋1匹）
の方がよっぽど部外者じゃない(ﾟーﾟ*)」
（ﾙｶﾘｵとｱｰﾛﾝを指差す）

ﾙｶﾘｵ「?!!」
ｱｰﾛﾝ「?!!」

ｸﾞﾚｲ「いえ　そういう意味ではなく――
やはり他人が家族（兄弟）の中に入るというのは普通は気が引けるものですよ」
（ｱｰﾛﾝとﾙｶﾘｵをﾁﾗ見した後黙々と話す）

ｽﾀ「…そんなに気を使い合うような家族でもないですが…σ(-∀- ;)」
ﾌﾞﾗ「気に入らなきゃ直ぐにでも出て行ける環境だしな(´<_｀ )ﾌﾟ」

ﾘｰﾌ「……だってよ…　ｸﾞﾚｲ、お前はどうすんだ?」
（ｸﾞﾚｲを見る）

ｸﾞﾚｲ「騒がしいのは苦手なんですけどね…
――ですが、少しあなた達に興味がわいてきましたよ。」
（ﾌﾞﾗを見てﾆﾔﾘと笑う）

ﾘｰﾌ「?!?おまっ…本当にここに住む気か!?」

ﾌﾞﾗ「ﾌﾝ…(´<_｀ )」
（ｸﾞﾚｲを見てﾆﾔﾘと笑う）

ｻﾝ「よーし　お前は決定な(´∀｀*)
…で…、結局ﾘｰﾌはどうするんだYO?」
（ﾘｰﾌを見る）
ﾘｰﾌ「俺…俺は……」
（わざと顔をそらす）

ﾙｶﾘｵ「暮らせばいいじゃないか。」
ｱｰﾛﾝ「私も良いと思うぞ。ここに居ればﾙｶﾘｵとも会えるし
…まぁ…必然的にお前の嫌いな私もついてくるが……」
（苦笑いしながら）

ﾘｰﾌ「………。」
（ｱｰﾛﾝを見る）

ｱｰﾛﾝ「私は気にしていないよ」
（ふっと笑ってﾘｰﾌを見る）

ﾘｰﾌ「………部屋は……大丈夫なのかよ……」

ｼｬﾜ「?(・ω´・ ;)そ…そういえば……!!」
ｽﾀ「この前　ｲﾌﾞとﾙｶﾘｵさんの部屋で
大分ｷﾞﾘｷﾞﾘだった気がするんですが…(-∀- ;)」

ﾌｨ「あーらそれは困ったわね(ﾟーﾟ*)2匹とも住めなくなっちゃうわぁー」
（わざとらしい口調で）

（もうちょいでちょうど終わります気にしないでください）

ｲﾌﾞ「ﾌｨ姉さん…(^-^*;)」
ﾌｨ「ぶっちゃけ私はこんなｶﾞｷと陰険男になんかｷｮｰﾐないのよa(ﾟーﾟ*)」
（きっぱりと言い切る）

ﾘｰﾌ「?誰がｶﾞｷだ、これでも俺は
お前より年上なんだからな#」
（ﾌｨを指差す）

ｸﾞﾚｲ「ははは　的を得た結論ですね。」
（ﾌｨを見ながら笑う）

ｻﾝ「大丈夫、心配するな(´∀｀*)兄ちゃんに任せなさい」
ｽﾀ「心配するなって…部屋がないんじゃどうしようもないですよ(・∀・;)」

ｻﾝ「あのな、同じ事同じ日に2回も言わせるなよ(´Д｀#)
喪前等今日が何の日だかまだ覚えてないのかYO」

ｼｬﾜ「あ…そういえば…“創立記念日”だとかあんちゃんが勝手に決めて…σ(^ω^ ;)」
ﾘｰﾌ「創立記念日?(ﾟдﾟ )」
ﾙｶﾘｵ「…何の話だ?」
ｲﾌﾞ「実は今日の朝、ｻﾝ兄さんがｵﾙﾄﾞﾗﾝ城に憧れて
『今日を創立記念日にしてここ（ｲｰﾌﾞｲ家）を建て直す』
…なんて言い出しちゃって…(^-^*;)」

ｻﾝ「ｲﾌﾞ。兄ちゃんはな、こいつらのほったて小屋に憧れてなんかないぞa(´д｀#)」

ｱｰﾛﾝ「ｵﾙﾄﾞﾗﾝ城を……」
ﾙｶﾘｵ「ほったて小屋……」
（唖然とする1人＋1匹）

ｻﾝ「まぁ　そんな訳で　漏れが喪前等2匹に
立派な部屋を作ってやるから問題なし、だ!!(´∀｀*)」
ｽﾀ「問題大ｱﾘですね……(-∀- ;)」

ｸﾞﾚｲ「ああそうですか。…では頑張って下さい」
（ｱｯｻﾘとｻﾝ兄の言葉を真に受ける）

ﾘｰﾌ「?いいのかよ!?」
（ｸﾞﾚｲを見る）

ｸﾞﾚｲ「ええ、構わないですよ。
私は例え床が抜けても生きていける自信ありますので」

ｽﾀ「……うわ……(-∀- ;)」
ﾌﾞﾗ「太ぇ野郎だな( ´_ゝ｀)ﾌｯ」

ｻﾝ「じゃ　これから宜しくな。ﾘｰﾌ、ｸﾞﾚｲ。(´∀｀ )」
ｲﾌﾞ「私達に気使わなくていいからね♪(^-^*)」

ｸﾞﾚｲ「共存となれば気使うつもりはさらさらないので安心して下さい」
（真顔で答える）

ﾘｰﾌ「…お前共存とかする前に　いい加減その性格なんとかしろよ…(=д= ;)」

（話しながらｲｰﾌﾞｲ家に向かって歩き出す面子）

ﾙｶﾘｵ「ｱｰﾛﾝ様。」
（立ち止まる）

ｱｰﾛﾝ「…?　どうした?ﾙｶﾘｵ。…今日は私達もこっち（ｲｰﾌﾞｲ家）に泊まろう」
（振り返り、立ち止まる）

ﾙｶﾘｵ「いえ……」
（口ごもる）

ｱｰﾛﾝ「……?」
ﾙｶﾘｵ「私は……」
（うつむいている）

ｱｰﾛﾝ「何だ?」
（ﾙｶﾘｵの方を向く）

ﾙｶﾘｵ「私は……これからもずっと……

ｱｰﾛﾝ様と共に強くなっていきたいです」
（決意したように）

ｱｰﾛﾝ「………。」
ﾙｶﾘｵ「………。」

ｱｰﾛﾝ「…そうだな。　これからも共に強くなろう、ﾙｶﾘｵ。」
（安心したようにﾙｶﾘｵに笑いかける）

ｻﾝ「おい!!喪前等も今日は泊まってくんだろ!!(´Д｀ )早く来いYO!!」
（先に行ったｻﾝ兄が2人に向かって叫ぶ）

ｱｰﾛﾝ「今行くよ。」
（軽く返事をするｱｰﾛﾝ）

ﾙｶﾘｵ「ｵﾙﾄﾞﾗﾝ城の“あの庭”――…」
（つぶやくように）

ｱｰﾛﾝ「ん?」

ﾙｶﾘｵ「今も…20年前のままですね」
（ｱｰﾛﾝに笑いかけ、早足で前を歩き出す）

ｱｰﾛﾝ「ﾙｶ…」
（驚くｱｰﾛﾝ）

ﾙｶﾘｵ「―――私は　ｱｰﾛﾝ様の………」
（立ち止まる）

ｱｰﾛﾝ「………!」

ﾙｶﾘｵ「……従者です。」
（振り返り、もう一度笑いかける）

遠い昔の　私達の記憶

でも　それは　確実に今に繋がっている。

それを教えてくれた彼等と共に

私は　強くなりたい。

ｲｰﾌﾞｲ家　ﾙｶﾘｵと葉と雪の友達〜ﾘｰﾌ＆ｸﾞﾚｲ〜

おしまい

（終わった〜）

ん　　-- ..,_
　　　　　　　　　　　 _,,. --- ..,_ヽヽ..,_
　　　　､_　　,. -‐ '"　　　　　　　　　　｀ヽ,
　　　　　,.フ´　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　,. ',.ィ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　/／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　/ ,.ｲ　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '.,
.／ｲ'　 ,.ｨ　／ ,ィ ,　　　　　　　　 ,　　　　 ,　ﾄ　　　',
　 // ／'　 /ヽ' / /　ｲ　 /　 /　　,'　 ,　'　 ,,.ｨヽ !　, i ',
,ノイ/　 ,!　/ /´ヽ／/ ／／/　,イi　,' 　／ヽ　.ii　,　! ',
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