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Missingの名セリフ
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- 見えるんだ。
僕は見えるから、それを描いているだけなんだよ。
君には、見えないの?
by 八純啓
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
この先輩はいつからか、何故かこんな気味の悪い絵ばかりを好んで描くようになったというのだ。
by 水内範子
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
“怪物”、と言ってしまえば、それは易しい。
それでも、そんな表現では片付けられない何かが、その異形にはあった。
そのうち絵の中の異形がこちらを見ている気がして、少女は絵から目を逸らした。
by 水内範子
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
いや、それは人と言うには歪に過ぎる、人ともつかない形の物だった。
しかし人間の肌色をしたそれは、あきらかな意志と生命を感じさせる、異様に生々しい存在感を持っていた。
by 水内範子
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
――――――先輩って、どうしてそんな気味悪い絵ばっかり描くんですか?
by 水内範子
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
これらの絵は、本当はもっと多くの人に見て欲しかった。
最初はそのようなつもりはなかったが、やはり絵というものは見られなくてはその意味を為さない。
その正面に、誰かが立たなくては意味が無いのだ。
それはまるで、鏡と同じであるかのようだ。
絵も鏡も、どちらも目の前のものを写し取るものだ。
違いがあるとすれば鏡は前にあるものを映し、絵は同じ景色しか映さないという、ただそれだけの事だ。
by 八澄啓
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
傍から見てどう見えるにせよ、人の行いの意味など本質的に個人の中にしか無いものだ
by 空目恭一
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
本物の絵描きはね、どんな物でも直視して描けるんだよ。
それはきっと幽霊でも、異次元生物でも、神様でも変わらないんだ。
絵描きの前では、全て一個の〝もの〟でしかないんだよ。
絵のモデルなんだ。
そしてね・・・・・・僕は確かに絵描きだったんだよ。
by 八澄啓
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
〝描く〟という行為は〝支配〟する事だと、僕は『彼等』を描いて初めて知った。
絵描きはね、その描写に心血と魂を込めるんだ。
一個のモデルを前にしたら、それがいかに気味の悪いものでも、絵描きにとってはそれ自体が写し取る対象になるんだ。
その時にはもう、自分の感じる恐怖なんか消えてなくなってるものなんだ。
一度自分の中に取り込んで、さらにキャンバスに吐き出す過程で、モチーフは分解されてしまう。
それは恐怖すらも、同じだ。
by 八澄啓
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
絵は、本質を誤魔化せない。
by 水内範子
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
絵は人の心を映す鏡なんだ。
何も無い、鏡のような白紙に好きな絵を描かせると、その人の内面が見えてくる。
その人が無意識に抱えているものは、すべて絵に出てくる。
by 八澄啓
投稿者:遊撃手エポナ狙撃手
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