東方竜人帳 10話

この日の幻想郷は、大雪

俺たち守谷一家は、コタツに入って暖まっていた

早苗「寒いです・・・」

俺「だな・・綺羅、ミカン取ってくれ」

綺羅「はい 私も食べようっと」

綺羅にとって、酸味のあるミカンは美味しいようだ

妊婦は、酸っぱいものが無性に食べたくなる・・と聞いたことがあるし

?「こんにちは~・・・」

神奈子「シトじゃないか そんな雪まみれでどうした!?」

シト「とりあえずコタツに入れさせて・・・」

なぜか雪まみれのシトが来たので、コタツに入れてやる

ついでに事情も聞いてみる

俺「簡単に言えば・・・龍が来た感じがしたから、知らせるために地上に出てみた」

俺「そしたら予想外の寒さに凍えてしまい、雪まみれになったのか?」

シト「僕は仮にも龍だ トカゲみたいなものだから寒さに弱いの!」

綺羅「でも、近くに龍がいるのは気がかりね」

早苗「そういえば霧の湖の冷気が、異常に強くなってる気が・・・」
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