ある満月の夜
夜雀であるミスティアにとって、今日のような満月はいい日だと思っている
満月の日には面白い客が来る
そんな気分だった
護「おじゃまするよ」
ミス「あ、先生」
最初の客は、恩師でもある護だった
彼に何度も助けてもらったし、勉強を教えてもらった事もある
護「今日は・・熱燗かな あと焼き鳥一本」
ミス「はーい」
雀妖怪が焼き鳥を売るのはどうかと思うが、商売の為だ 気にしない
ミス「天狗の里ではどうですか?」
護「子供たちは、最近現れた化け物について語っているよ」
護「そのせいか、理科の点数が上がってきている」
ミス「こっちは相変わらず、チルノちゃんが・・」
護「また昼寝でもしたのか?」
ミス「部屋を凍らせました」
護「はぁ!? ・・・慧音の頭突きが待ってるだろうに」
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