東方竜人帳 7話

この日の妖怪の山は、少し騒々しかった

俺こと護も、この騒動に巻き込まれてる

シトも応援に駆けつけてるが、苦々しい顔をしている

シト「・・・ティガレックスか」

俺「結構ヤバイ奴らしいな」

山で、とにかく速く動く化け物が目撃されたのだ

見間違いなら良かったかもしれないが・・・動物の死骸の山が見つかった

現場を調べた結果、かなりの残忍性を持つモンスター・・・ティガレックスという龍の仕業らしい

おかげで早苗たちも、不安の日々を送っている


俺「バリスタでどうにかなるか?」

シト「相手は素早い バリスタは方向転換が遅いから・・・」

椛「いざというときは、我々が囮に!」

俺「そんなことはさせない 相手は残忍だ、誰かが死ぬのは嫌なんだよ」

椛「ですが!」

シト「本当に危なくなったら応援を頼みたい それまでは・・・待機だ」

椛「・・・はい」
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