東方竜人帳 5話

俺が退院してから、天狗の里が変わっていた

今までなかったはずの「砲台」という物があったからだ

文「あやや、護さんじゃないですか~」

俺「文、この砲台は?」

文「ついさっきシトさんがいらして、『守りを固めた方が良い』とおっしゃってました」

文「それで設置したのが、このバリスタというわけです」

俺「山の中腹にあるからな~ いつ襲われてもおかしくないか」

バリスタを撃つための弾は、暇をもてあましてる天狗たちが作ってるらしい

河童の技術で大砲も作る予定だったらしいが、中止したそうだ

文「大砲まで作ったら、野良妖怪が怖がっちゃいますからね 妖怪という仲間を殺すのは嫌なんですよ」

俺「必要最低限の武力・・・か」


場所は変わって守矢神社

滅多に出来なかった家族サービス中だ

しかし、本当に可愛いな~真は・・・

俺「よ~しよ~し! 高い高い~」

真「きゃははは!」

俺「そうか~面白いか~ ははははは!」

『神奈子、あれどう思う?』

『親バカ炸裂だな 今まで真に構う機会が少なかったんだろう』

『・・・・真も、すごい笑顔』

『なんか母親として、負けた気がします・・・』
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