逃ガサナイ。出ラレナイ。 第二話
「う・・うん?ここは、下の階だな・・?」
前にいた部屋よりも、広い部屋に俺はいた。
何にせよ、落ちてきたのだから当たり前か。
「ま、とりあえず役に立つものを探そう!」
と、起き上がった瞬間 足がズキッと痛んだ。
「うぐっ!?・・落ちたときに痛めたのかな・・」
足を見ると、足首のあたりが紫がかって腫れていた。
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