〜YUU〜
一人の女が俺の元へやってきた。どっかで見たなこいつ。あ、そうだ。原宮夏帆だ。
「ねぇ。裕。好きなんだけど。付き合ってくれない?」甘ったるい声で俺に言ってきた。
「断ろうなんて考えてないでしょうね?断ったら、これ流すよ。」
それは、俺の写真だった。それも、酒を飲んでる。俺はよく酒を飲む。未成年だが。
これをばらされたら、退学だ。そんなことになっては困る。「返事は明日までね。」
「いいよ。付き合おう。」「それじゃ、好きって言ってよ。」 「好きだ。」
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やめる